半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

ドライフラワー

出先の施設にて。

ふと、書棚に目が留まります。

自治六法ねぇ……平成ヒトケタの。

買うか捨てるかしましょうよ、みたいなことを申し上げてきました。

飾りじゃないんだから。飾るなら生花で(だから飾りじゃないと

  *

一方で、そういう自分の所属には、長野士郎著の逐条地方自治法があったりします。

いやほら、昔はどうだったの? とか聞かれるときもありますからね。(実はないけど)

なかなか捨てる気になりません。(単に貧乏性なだけかも)

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re:匿名ブログという幻想

トラックバックいただいたので。

>(もっとも、現時点では責任と言っても「アホだと思われませんように」という程度のものではないかと思いますが。)

ダメじゃん、あたし

さておき。
まあ、幻想といわれればそれまでですが、幻想が終わるまでは、ハネを伸ばしていたいのです。
もちろん、インターネットがパブリックであるとの認識はありますので、その辺はわきまえているつもりです。
どちらかといえば口の悪いブログですから、危なっかしく見えるのかな。気をつけます。

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ないよう努めるものとする

洋々亭での、不作為の努力義務の規定のウラ話と補足。


他団体に例がある。法律に例がある。
凡百の担当者は、特に不自然でもなければ、それでよしとしてしまう。
そこを、立ち止まって、
「不作為の努力義務ってなんだ、どういう効力か、どういう事況に使うものか」
を問う。

…なんてこった、答えられないじゃないか、私は。

この問いには、真っ向から立ち向かわなければならない、
そういう緊張感をもって対峙しなければならない問いでした。

それに、これに答えられるかどうかは、もはや自分の問題です。
なんとなく、で使い分けてるって言えるかよ。それで担当って言えるかよ。

それで、あがいて、必死に考えて、あそこまででしたが。道は遠いわ。

それでも、質問者にいささかでも感じ取ってもらえたのは、救われました。
相手の関心に沿ったレスを返そう、と心がけていれば通じるってことよね。(なんてね)


以上、ウラ話。
以下、補足。


じゃあ、「○○(し)ないよう努めるものとする」との使い分けってなんだろう?

法律での用例を検索すると、実質3件しかありません。少ない!

そこでまた、いろいろ考えたのですが、次のようなことではないかと思います。

法律は、規制するものですから、悪い状態を禁ずるか、善い状態を目指すのが普通です。悪い状態を容認する、というのは、法律の指向と基本的に合いません。
「○○(し)ない」を「悪くしない」と置き換えれば、「悪くしてはならない」と禁止規定にするのが普通で、悪い状態を容認しつつ回避を義務付ける「悪くしないよう努めなければならない」ならまだしも、回避を原則で済ます「悪くしないよう努めるものとする」は、相当イレギュラーであることになります。

そう仮定してみると、法律での用例の少なさもうなづけます。
翻って、条例では、わりと使われている表現ですが、作り出したい状態を“回避の文脈”で表現するというのは、実は、意欲に欠けるものであるのかもしれません。

(見る人から見れば“プゲラ”な内容かもしれませんが…)

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春ちゃん

春ちゃんて御存知? ま、御存知でなくても構わず進めるのがこのブログですが。

ねんどろいど 春ちゃん! ですって。

まだ開発中のようですが、ちょっと、ほしいかも。

ちなみにその春ちゃんですが、WEBではいまや通年で活躍中です。
断りなしにリンクするとうるさそうなので、アドレスで。
http://www.nhk.or.jp/nw9/trivia/index.html

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匿名でいること

ブログをはじめようと思ったきっかけが、3つある。

1.人のブログのコメ欄で「そこにシビれる!あこがれるゥ!」などとネタにまみれた発言をするのは、いかがなものかと反省したこと。(自分のトコでやれと)

2.「チョコレート等の特定贈与等による心理的外傷の防止に関する法律案」に見る、遊びの上質さに感動したこと。
 http://bewaad.sakura.ne.jp/20060216.html#p01
 http://bewaad.sakura.ne.jp/20070214.html

3.仕事上の勉強の成果をみんなで共有できないかとの趣旨への賛同。

もともと、考えることは好きだったし、自分の考えは人から見たらどうなんだろう、というのもあった。(そのくせ、議論するつもりはあまりなかったりするのだが--というのは、自分の主張を修正、撤回するのは吝かでないが、折伏する気・される気はないという意味で。)

また、リアルにおいて、お行儀良くしていなければ「ならない」ことへの息苦しさがあった。
だから、私を「アンロック」するところから始めた。



なぜ、いま、こんなことを書くかというと、きっかけのひとつであるbewaad氏が休筆した。
いきさつについては、触れないことにする。

休筆宣言から引用する。

書きたいことを書けなくなったそのときに、bewaadは死んだのです。


私は匿名で書いている。その理由は、書きたいことを書きたいからだ。

公務員の言説は、例え私的なものであっても、言説の正否を無視して、
「ああいう言説をする職員を雇っていて、団体として責任をどう取るつもりか」
という形で容易に問題にできる(と私は思っている)。
信用失墜行為に絡めれば、たいがいの行為は対象とすることができる。

身元の判明=リアル割れというのは、そういう危険と直結する。
もちろん、リアル割れしても大丈夫な程度に気は遣っているが、それでも、割れたら、いまのようには書けないだろう。
まして、職場に面倒かけることになったら、そうまでしてブログを続けようとは思わない。

たいしたことは書いていない。何かに巻き込まれることもないだろう。
しかし、言いたいことを言えなくなったとき死ぬ、というのは私も同じである。

それまでは


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これからの「議会」の話をしよう(嘘

昨日からのスピンオフ。議会の性格について、ちょっと気づいたことがあります。

議会が、取締役会であるなら、
 比較的少人数で、
 通年(例えば毎月)開催で、
 討議の場(常任委員会的)で、
 高い責任に伴い報酬を受ける
形態になるのではないか。

議会が、株主総会であるなら、
 意見の比例反映に足る大人数で、
 年次・半期開催で、
 議決権行使の場(これに係る問答はあり)で、
 出席だけでは報酬は出ない
形態になるのではないか。

してみると、いまの議会は、どちらでもあり、かつ、どちらにもなれず、実に中途半端ということか!
機能優先で考えるならば、議会は2種類に分けて設けるのが解決策ということにならないか。
執行する議会Aと、議決権行使の議会Bに。*1

現行法は、たぶんに株主総会的である。ならば、経費節減のためとはいえ、人数を減らすのは実はうまくなかったのかもしれない。
反面、人を減らすことを、プロ化に振ろうと明確に意識できているなら、それはそれでありだろう。
議会改革については盛んであるが、存外、「(現行の)ひとつの議会」では無理と割り切ると、突破口が見えるのかもしれない……見えないかもしれないが。

なお、自治体を会社組織の擬制で論じることは無意味だ、と言われればそれまでなので、言わないように。だめよ。

*1 突飛な方法になるが、次のような方法もあろうか。
議員の定数を1000人とし、議員は、議案質疑、一般質問、議決をする。議決は書面による行使もあり。なお、議員は無給とする。
議会に市政(町政等)執行常任委員会を置き、議員のうちから選挙で選出する。委員会は通年で活動し、委員である議員は有給とする。なお、常任委員会はこれひとつだけとする。

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これからの「自治」の話をしよう(嘘

毎度ばかばかしい寝言をひとつ。

自治基本条例には、住民の信託というフレーズがあったりする。
このフレーズで、はたと考えた。

公務員は、住民のために仕事をしている。これは疑いがない。(住民からの評価はともかく)
一方で、住民に義務・責務があって、“役所(役場等を含む。)”がそれを“請け負っている”かといえば、その実感は乏しい。
地方自治体には、様々な義務・責務がある。これが、イコール“役所”の仕事になるわけだが、この構図は、住民がいなくても成り立ってしまう。
あれ? 住民は主役ではないのか? 何かがおかしい。*1

思うに、“役所”の出自というか来歴が、統治機構であったからじゃないだろうか。
実際、平成11年度までは国の“機関”だったし。

じゃあ、とばかりに、住民が主役の“役所”とやらを想像してみる。

1 マンションの管理組合モデル

住民の代表たる議員が何人か選ばれ、議会が自治体を運営する。
自治体の代表は、議員の中から選ばれる。
議員の選任その他の重要案件は、住民全員の総会による。

運営方針や問題への対応は、議員が話し合いで決める。
もっとも、議員は管理運営のプロではないので、細部では管理会社に大きく依存することになる。
このモデルでは、住民は居住者、役所(公務員)は管理会社に当たる。

ここで、ひとひねりすると、管理会社はマンションごとにひとつずつある必要はない。
自治請負業を行う会社であれば、どの会社が請け負ってもいいのではないか。
そうすると、会社は受注を競ったり、合併して生き残りを図ったりするだろうか。
(ああ、全部役場事務組合というのは、こういうイメージだったのだろうか?)

ちなみに、町内会モデルにしなかったのは、戸建てだと概ね自分のことは自分でやるため、共同体というより連合体であるので。(市町村と都道府県の関係みたいなカンジですかね)

2 株式会社モデル

住民の代表たる議員が何人か選ばれ、議会が自治体を運営する。
自治体の代表は、議員の中から選ばれるか、外部から招聘される。
議員の選任その他の重要案件は、住民全員の総会による。

運営方針や問題への対応は、議員が話し合いで決める。
議員はだいたいの場合経営のプロなので、社員に依存することはない。
もっとも、細部は概ね社長に任せている。
このモデルでは、住民は株主、役所(公務員)は社員に当たる。

ただ、一口に会社といっても、大手から中小零細まで様々である。
経営体制についても、様々であって、究極、ワンマン体制だってありうる。

さて、とりあえず2つのモデルを挙げたが、いずれも議会が主役となる。*2
議会の会議は、賛否の表明(を通じた説得)にとどまらず、より実質的な討議である。
議会により自治体が経営されるが、そこには住民の意向が色濃く反映されている。
こうした構図であれば、役所は住民の信託で動くのだといえよう。

なお、議員の性格は、ボランティア型、プロ型、両方ともありうる。
それは、自治体の規模によって選択すればいいだろう。
(ちなみに、名古屋市がボランティアをいうのは、個人的には無理があるように思う。)
なお、どちらにしろ、人数はいまほど多くなくても可能であろう。*3

文中、住民総会と書いてはみたが、現実には厳しいだろう。
行おうとすると、住民総会の出席者の割当ないし選挙が必要になるかもしれない。この場合、この出席者を議員とするならば、議員はいまよりずっと多くていい。

余談になるが、住民総会では、いまの議会以上に想定問答が必要になるかもしれない。
株主の思わぬ変化球に苦笑も…株主総会“名”“迷”質問集 (産経)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100703/biz1007031801010-n1.htm

最後に。これらのモデルでは、住民との「協働」はありえない。
「協働」とは、主権者とは別の権利主体がいて、使える言葉だと思う。信託・受託をいう文脈からは出てこないはずなのだ、が?

最初の一節と最後の一節をいうために、長々とふくらませたようなものですが、もっとスマートにできないかなあと反省。お目汚し失礼しました。


*1 法律が、国民でなく自治体を指名している以上、当然なのだが。
*2 自治体には、民意のフェイルセーフとして二元代表制が必要なのかもしれない。が、議論の余地はあるだろう。仮に、一元化するとしたら、住民は、議会と首長(大統領)とどちらを残したいだろうか。
*3 代議制≒意思の比例的反映に目をつぶれば。

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Dawn of the Dead

今日は、庁内はゾンビでいっぱいでした。
私もその一体でしたが。
(あ、念のため申し添えると、初期版のノロノロしてる方です。最近の、素早いのではなく。)


そんなゾンビのもとにも、相談ごとは持ち込まれます。

消防から2件。

ひとつは、火災予防条例で、8月上旬に省令改正で12月1日施行予定。
(省令改正については、先日パブコメが始まっています。)
…。
12月1日施行となると、9月議会で改正しておきたいところ。
これは、省令改正を見込んで、もう作業しておくのがよいか。

もうひとつは、手数料条例で、9月に政令改正で10月1日施行予定。
……。
10月1日施行となると、9月議会で改正しておきたいところ。
しかし、政令改正もされないうちに、議会に提案するのもはばかられます。

久々にサイコロでもふるか。
1  改正を見込んで通常提案
2・3 改正を待って追加提案
4・5 議会後に専決処分
6  函館空港経由湯の川温泉

うーん、ゾンビだからわかんないや。
(自治体の議会にとってやりにくい日程だということはわかります。)

一言L | コメント:0 | トラックバック:0 |

MM9

『MM9』(山本弘,創元SF文庫)読了。

おもしれー! 一気読みです。
うまい、うまいなあ、この世界づくり。才能だよなあ。

語るほどにネタバレになりかねないので、ここで語りはしません。自重。
(いったいどんな話なんだと思われた方は、適宜、検索してくださいませ。)

そうそう、主人公たちは公務員です。気象庁特異生物対策部、略して“気特対”。

「気象庁を舐めるなあ!」

部長カッコヨス。

追記(7/10)
 直後の興奮も収まってきたので、もう少し魅力を書いときます。
 ・怪獣をマグニチュードで量るという発想からくる妙味(MM=モンスター・マグニチュード)
 ・怪獣という、物理的にありえないものが存在する理屈。ここがきちんとSF
 ・怪獣の造型や背景の「厚み」(つくりこみ)。これは作者の怪獣愛のなせるわざ。
 ・登場人物たちの仕事に対する姿勢も見逃せない。気負いすぎないところも含め。
(追記おわり)


TVドラマ化するそうですが、こんな話なら、期待してもいいかも。
…関西は昨日からだった orz
ま、まだBS-TBSがあるさ!(土曜深夜です。)

付言B | コメント:0 | トラックバック:0 |

よいこの君主論

先週、あんな与太話をしたところに、なんで『地球最後の野良猫』なんて本を売ってるかなあ。
……買っちゃった orz



さて、その、先週買った本ですが、うち4冊はちゃんと読みましたよ。(これからの正義… だけ未読)

『よいこの君主論』は、絶品でしたねえ。もろ好み。

よいこのみんなへ
 この本では、クラスを制圧するために役立つ知識や、下々の者どもの心理などをわかりやすく解説しているよ。
(略)
 さあ、みんなもふくろう先生と一緒に、立派な君主になるための方法を学んでいこうね。

政界の動きをウォッチするうえでも、うってつけ。ちょうど、新党も乱立していることですし。

『月の剣の物語』も佳品。読後感がいいです。
でも、今年の読書感想文の選定図書みたいだから、感想は夏休みのあとでね。

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立法事実

先日、とある団体の方と、とある条例についてお話をする機会があったのですが、そこで感じたのは、

  立法事実によって規定内容は変わる(選択する手法は異なる)

ということでした。当たり前のことなんですけど、強く実感しまして。

ある事態への対処としては、ほかの手法も考えられるところ、その団体では、その団体がおかれている特有の事情に応じて、その手法をとったとのこと。

立法事実の検討というのは立案における基本なのですが、制度改正やら条項ズレに機械的に対応していたり、制定(改正)ありきで作業していたりすると、おろそかになっていきます。
今回、「あ、ちょっとおろそかになっているかも」と気づかされた次第です。基本に立ち返って、精進したいと思います。
(私が反省を述べることで、みなさまにとって何らか参考になることを祈りつつ。)


追伸 とある団体の方へ。知らんぷりでお願いします(^^;

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巻頭言(第3巻)


 この惑星には古来よりひとつの大問題がある--いや、あった、と言うべきか。すなわち、この星の住人の多くは、不幸のうちに一生を終えるのが常だったのである。
 (略)
 さて、他人にやさしくするのはなんとすばらしいことでしょうと説いた罪で、ひとりの男が磔にされてから二千年ばかりたったある木曜日、リックマンズワースの小さな喫茶店にいたひとりの少女がふと、これまで何がいけなかったのかに気づいた。どうすれば世界が幸せで立派な場所になるか、ついに悟ったのである。今度の解決こそ正しかった。うまくいきそうだったし、誰かが磔にされる心配もなかった。
 しかし、あろうことか、少女がそれを電話で誰かに話す前に、世界はおそろしく馬鹿馬鹿しい終末をむかえた。答えは永遠に失われた。

--「銀河ヒッチハイク・ガイド」ダグラス・アダムス,新潮文庫


できるなら、その方法を知りたいものです。あるいは、見出したい。
「地方自治についての究極の疑問」なんてものの答えがあれば、それも。

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