半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

もう今年も終わりそう

職場から御覧いただいている方も多いようなので、ひとまず御挨拶申し上げます。

毎度、御訪問いただき、誠にありがとうございます。

年々、少しずつ読者数も増えており、「業務上有用な」ところでもございませんのに、大変有難く存じます。

今後も引き続き、「闇鍋」でいる予定ですので、多少変わった具材に当たりましても、御宥恕のほどよろしくお願い申し上げます。

よい年末年始を。

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Are you ready?

いろいろすごいと聞いて。

http://www.boatrace-special.jp/201101GI18/index.php

いやいやいや、確かにすごいや。何のサイトかと思うよね。(歌も壁紙もあるんだぜ?)

こんな力の入れ方をして、大丈夫か?

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条例はどこまで・6

自治体が、地域の問題に対応するため、条例という手段を用いるのは、すっかり珍しくなくなってきました。そんな中から、目を引かれたものをいくつか「貼って」おきます。(論評する知見も資格もありませんので)

1つ目。
コース外での救助費用は自己負担  長野県野沢温泉村が全国初のスキー場条例(産経)
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101203/trd1012030830001-n1.htm

 スキー場のコース外で起きた事故について、救助にかかった費用をスキーヤーが弁償すると定めた「スキー場安全条例」を長野県野沢温泉村が制定した。安全管理について利用者の自己責任を明記し、事故防止と利用者のマナー向上を図る。

条文はこちら。

野沢温泉村スキー場安全条例
http://www.vill.nozawaonsen.nagano.jp/gyosei/ski/ski.pdf

条例全体をみれば、あくまで安全のための条例とわかります。
自治体がどのように救助義務を負うかについては、今後、論考する方も出てくるでしょう。

2つ目。
アレフ規制条例可決 足立区 全国初、立ち退き命令権限も(産経)
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/101022/tky1010222208014-n1.htm

 条例により、反社会的団体が区内で活動、居住するときは、氏名、住所を区長に定期的に報告させ、周辺住民との協議も義務化した。また、団体が脅威や不安を与える行為をしたときは調査、勧告できるとし、従わないときは立ち退き命令も出せる。

こちらも条文あり。

足立区反社会的団体の規制に関する条例
http://www.gikai-adachi.jp/honkaigi/gian/2010pdf/H223TG081.pdf

なお、次の定例会で、早速修正され、さらに強化されたようです。
足立区反社会的団体の規制に関する条例の一部を改正する条例
http://www.gikai-adachi.jp/honkaigi/gian/2010pdf/H224TG105.pdf

正直、危なっかしさもやや感じるのですが、それだけ切実な問題なのでしょう。
たぶん、「腹を括って」やってらっしゃるのではないかと。(ここ、下っ端にとっては、実は大事な点)

3つ目。
【所在不明高齢者】安否確認へ全国初の条例 大阪・池田市、立ち入り調査も規定(産経)
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101221/lcl1012211351001-n1.htm

 安否確認の対象は、最近1年間に介護保険や後期高齢者医療制度を一度も利用していない65歳以上の高齢者。市では、約6500人が確認の対象になると想定している。
 市が持つ名簿をもとに、65~74歳は市社会福祉協議会の地区福祉委員が、75歳以上は民生委員が年に2回程度、本人と面会して安否を確認する。1人あたりの受け持ちは地区福祉委員が10人、民生委員は2~3人になるという。
 また、家族から面会を断られるなどし緊急性があると判断した場合は、市長の指示で市職員が立ち入り調査を行うことができる。

こちらはパブコメの資料で。

(仮称)「池田市高齢者安否確認に関する条例」について
http://www.city.ikeda.osaka.jp/contact/public_comment_desk/5026/005493.html

住基法と高齢者虐待防止法の隙間なのかどうなのか。
自治体がどのように安否確認義務を負うかについては、今後、論考する方も出てくるでしょう。

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権利の放棄は議決のみでよいか

権利の放棄は議決のみでよいか、ということについて、参考になる資料がありました。

毎度おなじみ、総務省は、地方行財政検討会議 第二分科会(第7回)の資料から。

 住民訴訟と議会の議決による損害賠償請求権の放棄について
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000088239.pdf

7ページに、「権利の放棄に長の執行行為を要するか否かに関する事例」というのがあって、
要するとされた例、要さないとされた例があげられています。

ただ、これは、「長の賠償責任」という限定的な事例においての話だと思います。
一般の私法上の債権に関していえば、“議会の議決は内部の意思決定なので、それ自体には権利を消滅させる効果はない”という基本どおりかと思います。今のところ。


なお、この記事に、賠償放棄の可否や、議決で放棄することの可否について論じる意図はありませんので、念のため。

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給食費の天引き

子ども手当の地方負担について、総務大臣は、
 地方が児童手当分の負担までなくなると思うのは誤解だ、
とおっしゃいますけれど。

最初から、児童手当を拡大すると言ってもらっていれば。

子ども手当財源は国庫 鳩山首相、浜松で街頭演説 2009/10/21
http://www.shizushin.com/news/feature/sanin09/news1/20091021000000000033.htm
とか言われていなければ。

地方だって、いま、これほどの態度は、とっていないわけです。
(まあ、わかってらっしゃるとは思いますが…)

現時点では、厚労省の補助金の規模を圧縮して帳尻あわせとも伝えられておりますが、露骨過ぎて、“語尾に草を生やして”差し上げたいですわ。



さて、子ども手当と未納の給食費の取扱いについて、私も少々触れてみようと思います。

子ども手当自体は、差押え禁止債権とされていますが、限定的にそれを外すことは考えられます。
以前、戯れ言で、こんな遊びをいたしました。

子ども手当法案に対する修正案
http://hanshoblog.blog50.fc2.com/blog-entry-267.html
(もう、1年近く経つんですね)

このとき、当然、給食費も検討(は)しました。
けど、難しいんですよね。で、「その他政令で定める権利」にしておいたわけです。

何が難しかったかというと、何を対象とするかです。
給食費が私法上の債権であるところ、給食費だけでよいのか?
他の、子どもに係る私法上の債権、例えば、私立幼稚園、認可外保育所、医療費、民営学童クラブ、それらの未払いも考えられるわけですが、それらとの優先関係はどうなんだろう。やっぱり、差はつけられないんじゃないか。
そうすると、同格のものを調べて列挙することになるわけで(なおかつ、定義もしっかりと)、それは、法律には書ききれない。政令に委任するんだろうなと思ったわけです、当時。

と、ここまでは、差押えでの話。
差押えなら、「できる」とさえしておけば、あとは既存の手続でできます。

ところが、一歩進めて、相殺とか天引きとかいう話になりますと、新たなしくみで考えなければなりません。
既存の用語で言えば、充当や、特別徴収ですね。これを規定しなければなりません。
できるの?
やるの?(差押えじゃ、だめなんですか? とか言っちゃうかも)

自分であれば、二の足を踏むような作業なので、どういうものが出てくるか、wktkで待ちます。

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とある飛空士への追憶

『とある飛空士への追憶』(犬村小六,小学館ガガガ文庫)読了。

「美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?」レヴァーム皇国の傭兵飛空士シャルルは、そのあまりに荒唐無稽な指令に我が耳を疑う。次期皇妃ファナは「光芒五里に及ぶ」美しさの少女。そのファナと自分のごとき流れ者が、ふたりきりで海上翔破の旅に出る!?--圧倒的攻撃力の敵国戦闘機群がシャルルとファナのちいさな複座式水上偵察機サンタ・クルスに襲いかかる!蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。


ベタな話だと聞いて。
あと、「文章がていねい」と紹介されている方がいて、どんなかな、と。

その、光芒五里に及ぶ美貌のヒロイン(18歳)を、飛空場にて目にしたときの描写が、こう。

夏の朝の空が、ファナの容姿を鮮やかにするための額縁と化していた。-p.86

あ! これは、いい。なんか、やられた気がした。

ストーリーは、緩急あって、じれったくて。
でも、素直に共感できる。ベタだ、これはベタな展開だ。私は好きだ。
描写の妙もあって、私基準では、ラノベって感じがしない。
結末は--言いますまい。私は、受け容れます。

現在、映画化が進行中のようですが、原作の緊張感やじれったさを見事に再現できたなら、神アニメって呼ぶ!


以下は、読んだ方向けの感想。一応、色を反転しておきます。


シャルルが、あの日の光景を支えに生きてきたように、
ファナは、金色のこの光景を胸に、生きていくのだろう。
そういう対(つい)になるのかな、と思いました。

映画に期待。いい仕上がりだったら、最後の「ダンス」で、号泣しちゃう、きっと。


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ダンボールの本気

これはすごい。

 ダンボールの本気
 http://twitpic.com/3h1eng

ググってみたら、名古屋らしいです。


紙つながりで思い出したので、こちらも貼ってみる。

 ペーパークラフト 初音ミク
 http://seisakudiary.seesaa.net/article/156194550.html


さらに脈絡無くオマケ。

 侵略! イカ娘変換でゲソ!
 http://ika.koneta.org/

法令文は、あまりおもしろくならないでゲソね。

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ニュース雑感(2010/12/18)

1題目。
区長代わって「多選自粛条例」を廃止…杉並区
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101208-OYT1T00279.htm

 杉並区議会は7日の本会議で、区長の多選を自粛する規定を盛り込んだ条例について廃止する条例案を賛成多数で可決した。
 多選自粛条例は同日廃止された。
 反対派議員から「7年前、条例に賛成しながら、今回廃止に賛成するのは節操がない」などの意見が出されたが、最大会派の新しい杉並、公明、自民、共産など約9割の議員が賛成した。


条例といえども、社会情勢が変化すれば、そりゃあ、廃止することもあるでしょう。
ですが、人が変わったら廃止になるというのは、その条例に、そもそもの普遍的な必要性があったのか、と考えさせられてしまいます。(多選自粛自体の是非をいう意味ではありません、念のため。)
条例も法律の一種ですから、相応の安定性が期待されると私は思うのですが、このような展開を通じて、ころころ変わるものだと、軽く見られるとしたら、ちょっと嫌だなあ。
これは、否定した側よりも、むしろ制定した側に対する感想になりますかね。政策法務の時代といわれますが、私ってやっぱり謙抑派なんだな。
まあ、為政者次第というのは、動かしようのない側面ではありますが。条例ではありませんが、某手当とか。

同種の興味としては、この先どこかで、長の交代とともに自治基本条例の廃止や全部改正が起きるかどうか。
これが起きるということは、その地においては、自治基本条例に普遍的な重みがなかったということを示すわけです。
もっとも、首長自身が自治基本条例だ!、と考える私にとっては、むしろ起きてほしいことかもしれません。


2題目。
政令市初の「公契約条例」可決、来年4月に施行/川崎市
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1012160011/

必要だと思う方が必要だと主張する一方で、そうでない方が必要ないと主張する。
そのような状況の中で、私はまだ、評価を決めかねています。

利益の幅を一定とすれば、工事・委託の経費は増嵩するわけですが、その負担は税金です。
これを、労働者保護のためとみんなで分かち合えるのか、拒否されるのか。

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しまつた

おや、これはなんだらう?

本日の官報より

国民健康保険法施行規則及び高齢者の医療の確保に関する法律施行規則の一部を改正する省令
(平成22年12月17日厚生労働省令第127号)

 (国民健康保険法施行規則の一部改正)
第一条 国民健康保険法施行規則(昭和三十三年厚生省令第五十三号)の一部を次のように改正する。第一条一号中「であって」を「であつて」に、「次号」を「第三号」に、「もって」を「もつて」に改め、同条第三号を同条第四号とし、同条第二号中「であって」を「であつて」に、「前号」を「前二号」に改め、同号を同条第三号とし、同条第一号の次に次の一号を加える。
 二 日本の国籍を有しない者であつて、入管法別表第一の五の表の下欄ニの規定に基づき、病院又は診療所に入院し疾病又は傷害について医療を受ける活動を行うもの及び当該入院の前後に当該疾病又は傷害について継続して医療を受ける活動を行うもの並びにこれらの者の日常生活上の世話をする活動を行うもの(前号に該当する者を除く。)
-以下略-


ふむ、「つ」を大きく書かねばならぬ処を、小さく書いてしまつていたやうですね。
きちんと直すとは、律儀なことです。

(「あああ、なんで小さいかな」)
(「どうするね」)
(「直すしかなからうよ」)

そんなやりとりでも、されたのでせうか。


さて、法令において、「つ」を小さく書くようになったのは、ほぼ平成から。

 法令における拗(よう)音及び促音に用いる「や・ゆ・よ・つ」の表記について(通知)
 (昭和63年7月20日内閣法制局総発第125号)

が出てからになります(だそうです)。

ただし、新しく作るものから、ということで、従来のものは従来の表記にあわせる扱いです。
ですから、昔のものを改正するときには今でも、わざわざ大きく書くことになります。
まー、しかし、小さく書いてしまうこともあるよね。現代人だもの。
常用漢字のように、条文ごとに違っていてもよければ、よかったのに。
おつかれさまです。


以下は、検索中の拾いもの。

横須賀市条例の表記の統一に関する条例
(平成19年3月29日条例第8号)

   横須賀市条例の表記の統一に関する条例
 (目的)
第1条 この条例は、この条例施行の際、現に存する横須賀市条例(以下「条例」という。)の表記の統一を図ることを目的とする。
 (拗音及び促音の表記)
第2条 条例に用いている拗よう音及び促音の表記は、法令における拗音及び促音に用いる「や・ゆ・よ・つ」の表記について(昭和63年内閣法制局総発第125号)の例により、その内容を変えることなく小書きとする。
 (項の番号)
第3条 条例において、項に番号を付していないものについては、項の番号を付する。
   附 則
 この条例の施行期日は、規則で定める。
(平成19年規則第72号で平成19年11月1日から施行)

地方っていいね。

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片山△

幼保一体化で検索していたときの拾いもの

 参議院会議録情報 第174回国会 総務委員会 第13号
 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/174/0002/17404160002013a.html

保育に関する村山氏の意見も興味深いのですが、
総務大臣になる前の片山氏が縷々述べている内容が実にクール。

 最初に、地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律案でありますけれども、これは先ほど辻山参考人からもお話があったとおりでありまして、一つは、地域戦略会議の設置を根拠付けるということで、これは政府がそうやられるのを国会で承認するということですからそれはそれで結構だと思いますが、残余の部分、すなわち自治体に対する国の関与、義務付けでありますとか枠付けでありますとか、これを整理するという、その分野については、私の役人をやっていたときの経験とかそれから現場の自治体を預かっていたときの経験からいって、ほとんど意味がありません。
 お手元に配付していただいている資料を御覧いただくと、これシャビーと書いていますけれども、実にシャビーであります。これで一体何が変わるのだろうか、国民にとってどういう意味があるのだろうかということを考えますと、あの大部の法律案をしらみつぶしに読んだわけではありませんけれども、要綱その他を見た限りでは、国民にとって何の意味もない改正だと思います。この法案に賛成される委員の皆さん方は、例えば国民に対してこれによって何が変わるのかということをどう説明されるのかと私は実は案じているんであります。何も中身がないんではないかということであります。
 一方、先般、鳩山総理大臣は国会における施政方針演説で、そこにも書いておりますけれども、この地域主権改革というのは国の形の一大変革であると、こうおっしゃっています。鳩山内閣の改革の一丁目一番地だと、こうもおっしゃっています。差し当たってこの三法案というのは、この地域主権戦略の第一弾だとおっしゃっていますから、これが国の形を変える一大変革で、改革の一丁目一番地で、その第一弾なんだということです。どこが第一弾なんだろうかと思います。
 じゃ反対するのかというと、反対することはありません。それは辻山参考人のおっしゃったとおりで、一万分の百でも、ちょっと本当にシャビーでも進めばそれは反対する理由はありませんけれども、笑われるんではないかと、私は、心ある国民から笑われるんではないかと思います、この内容の乏しさに、ということです。
 それで、地域主権改革で義務付け・枠付けを外すということであれば、やることはいっぱいあるんです、ほかに。特に一丁目一番地ということでありますと、私の自治体の経験でいいますと、例示をそこに書いていますけれども、例えば起債に対する国の関与、これはいまだにやっています。昭和二十年代に、二十二年にこの地方自治法ができたときに、戦後のどさくさもありまして、自治体の地方債の発行に対しては当分の間、国が関与するという、そういう規定を地方自治法の附則に置きました。当分の間です。ところが、どういうわけか、今はもう附則ではなくて本則の方に、地方財政法の本則の方にしっかりとした関与を書いてしまっているんですね。こんなばかげたことはありません。どういう関与かというと、自治体が借金をするとき、地方債を発行するときには国の承認、同意が要るわけです。従来許可だったのを同意にしたから前進だとか総務省なんか言っていますけれども、全くそれは詭弁です。現場から見たら何も変わっていません。規制はむしろ従来よりも強まっています。
 今、自らの判断と責任で借金ができない、そういう存在にある人、人といいますか主体はどういうのかといいますと、未成年者、これは親の同意が要ります。それから成年後見制度の下にある方。例えば認知症などで自分でちゃんとした責任が取れない、この人たちを守るために、自分では借金の是非を決められないことになっています、後見人の同意が要るということになっています。三つ目が自治体なんですね。自分の判断では借金ができない、後見人であるかのごとき総務省の同意が要るという。
 私は知事を八年間やっておりましたけれども、どういう関与が一番屈辱的であるかというと、この地方債の関与であります。こんなものは自分たちで決めればいいんです。議会もあります。国に国会があるように、自治体には議会があるんです。それでも頼りなければ、アメリカのように大きな借金をするときは住民投票で決めればいいです、その是非は。一々一々国にお伺いを立てる、こういう関与こそ廃止すべきです。これが一丁目一番地です。

(強調は引用者による。)


地域主権改革推進法案に対する看破ぶりも見事ですが、地方債に関する「屈辱」の一言は--私は、地方債にその言葉が出る人に、強く、連帯感を持ちます。

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幼保一体化

くだらないことを思いついた。

こども園統一法案、というものが出たとする。

これは、幼稚園に通えなくなる、保育所に通えなくなるという処分性を帯びる。
とすると、これについては、法案の取消し(差止め)の訴えを提起できる。

で、いいんですよね?(棄却されるにせよ)

まあ、例によって、統一!と言った端から並存に変わってしまいましたけど。



幼保一体化について少々。

伝統的な、教育と福祉の違いだと思えば、二重行政だとは思いません。
文科省と厚労省が権限を手放したがらないからだとも思いません。

それでも、子どもを預かりさえすればいいというのが世間の共通認識なら、
そのように変わるのも世の習いなのでしょう。

仮に、そうだというなら、デイサービスのような社会福祉事業であればよい。
もうね、完全に民-民ってことで。
そして、児童福祉法からは、「保育に欠ける」を削る。

この際、行政が児童の保育を確保する、というしくみから、親が児童の保育を調達する、というしくみに、パラダイムをシフトすればいいのかなとも思います。
親が児童を監護する責任が、行政の責任よりも先になるように。

と、そんな議論まで行ったらおもしろいなと思います。
というか、おおもとの議論抜きに、新しい保育のしくみを考えることはできないんじゃないかとも思います。

まあ、例によって、私たちは降ってくるのを待つばかりなんですケド。


おまけとして、最近の動向を。

 子ども・子育て新システム検討会議作業グループ 基本制度ワーキングチーム 第6回会合
 http://www8.cao.go.jp/shoushi/10motto/08kosodate/wg/kihon/k_6/index.html

「幼保一体給付(仮称)」… これはまた…

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人気取りかどうか

片山総務大臣閣議後記者会見の概要(平成22年12月3日)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/02koho01_03000146.html より

地方公共団体の課税自主権

問: 読売テレビなのですけれども、ちょっと今日の事案ではないのですが、大阪府和泉市で、再来年度、住民税減税を予定しているのですけれども、地方自治体が独自に税率を決めていくことについて、どのようにお考えでしょうか。あるいはそうなると、人気取りや、選挙目当てで無茶な減税を言い出すような首長さんが現れることも懸念されますけれども、その点についても御見解をお伺いしたいと思います。

答: 基本的な考え方はですね、税率というのは、一般論で言いますと、歳出の多寡に応じて本来変動するものなのですね。もちろん、補助金だとか、交付税だとか、いろいろありますから、そんな単純な話ではないのですけれども、一般論としては、自治体の、使う側の歳出の方が増えれば、当然コストがかかりますから、それならば、他の条件が一定だとすれば、当然税率を上げることによって、コストが増えた分を賄おうということなのですね。逆に、歳出を下げれば、その分コストが下がりますから、税率を下げる余地が出てくるということで、この歳出と、それから、税率とのバランスをどこに落ち着けるかということを決めるのが、実は自治の本質でもあるわけです。それを決める場所が議会なのですね。ですから、歳出を増やすことに応じて税率を上げる。逆に、歳出を減らすことによって税率を下げるということ、一般的にはあり得ることです。今まで、我が国ではあまりそういうのはありませんでしたけれども、世界の地方自治の一般論で言うと、それはあり得ることですね。ですから、私、具体的には、和泉市の例というのは存じていませんけれども、仮に税率を下げようという提案があったとして、それが、歳出をそれの見合い以上減らすことによって税率は下げられるという、そういう仕組みになるのか、それとも、歳出は減らさないのに税率だけ下げましょうと言って、人気取りなのかは、それはよく市民、住民の皆さんが判断することだし、それから、議会がそれをチェックするということ、これが地方自治の仕組みですよね。もし歳出もかなり減らすことによって税率も減らしましょうということだったら、それは一つの政策選択だろうと思います。ただし、そうでないのであれば、それは、私は愚かなことだと思いますね。後世にそれはツケを回すことになりますからね。そういう視点で判断をされたらいいのではないかと思います。


これまた、しみるなあ。
減税のあり方について、当然の理屈なんですけど、見事に言い尽くしていると思います。

これは、また、判断する住民・議会の責任も重いということですね。

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あかつき・2

あかつき… 。・゚・(ノД`)・゚・。

3D6Y

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プロセスの可視化

玄葉戦略相「上積みは7千円」 11年度の子ども手当
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010120701000362.html

 玄葉光一郎国家戦略担当相は7日午前の記者会見で、2011年度の子ども手当について、3歳未満への支給上積み幅を月額7千円とする方針に関し「全く変わっていない。財源の見当はついている」と述べた。


あー、地方負担は、折込済みで?
もはや、いちいち反応する気もないので、ずっとスルーしてますが。

さて、政府のなさることにコメントするのは通常控えておりますが、この政権というのは、

まず、結論を掲げる。
しかるのち、迷走が始まる。


こういうことを、たびたび行っております。反復強迫かのように。
今度もまた、そうなるのでしょうか。せめて、穏当な時期のうちに決着がつきますように。

あ、でも、もしかすると、迷走する過程を見せることこそが民主主義のプロセスの可視化だという壮大なしかけだったりして。

追記(12/13)
 大文字の部分、シンプルにしました。
 しかしなぜ、「目標に」でも「方向で」でもなく、「決めた」から始まるのでしょうね?
 マスコミのせい?
(追記終わり)



それよりも今は「あかつき」が心配ですわ。大丈夫かしら。

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公共施設

公共施設とは、どういうものをいうでしょう?







どういうのもなにも、文化会館とかでしょ? と思った方は、事務畑。

まあ、道路・公園だよね? と思った方は、技術畑。

同じ言葉でも、審査する相手方によって、モードを切り替えなければなりません。
うっかりすると、日常語のままスッと流してしまいかねない言葉です。

法律用語で日常語との違いが顕著なものとしては、「善意」「悪意」がありますが、
このレベルまで有名になると、こちらもそういう心積もりで見るようになります。

けど公共施設はヤバイ。そんな気配見せない。ヤバすぎ。
とにかく貴様ら、公共施設のヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイ字句を審査するオレとか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。

…なんだかgdgdになってしまいましたけど、こんなところにも注意点がありますよ、というお話でした。

以下、参考

都市計画法
第四条
14 この法律において「公共施設」とは、道路、公園その他政令で定める公共の用に供する施設をいう。

民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律
第二条
 この法律において「公共施設等」とは、次の各号に掲げる施設(設備を含む。)をいう。
 一 道路、鉄道、港湾、空港、河川、公園、水道、下水道、工業用水道等の公共施設
 二 庁舎、宿舎等の公用施設
 三 公営住宅及び教育文化施設、廃棄物処理施設、医療施設、社会福祉施設、更生保護施設、駐車場、地下街等の公益的施設
 四 情報通信施設、熱供給施設、新エネルギー施設、リサイクル施設(廃棄物処理施設を除く。)、観光施設及び研究施設
 五 前各号に掲げる施設に準ずる施設として政令で定めるもの

公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律
第二条
 この法律において「公共建築物」とは、次に掲げる建築物(建築基準法(略)第二条第一号に規定する建築物をいう。以下同じ。)をいう。
一 国又は地方公共団体が整備する公共の用又は公用に供する建築物
二 国又は地方公共団体以外の者が整備する学校、老人ホームその他の前号に掲げる建築物に準ずる建築物として政令で定めるもの


法律においては、公共施設は、道路、公園等として使われるのがほとんどです。
(例規・要綱において、文化会館等に対しては使わないようにすればいいのかもしれませんが、さて)

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クマー・2

リラックマが何になっても可愛い動かぬ証拠
http://twitpic.com/3aq34m

これは、イイ。カワユス。

カワユスつながりで、春ちゃん
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004EBTMLY

ただ、発売日4/25って、もう少し早くても…(春じゃなくなっちゃうよ)

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ニュース雑感(2010/12/4)

国会議員に子ども手当、おかしい…海江田経財相
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101203-OYT1T00589.htm

 海江田経済財政相は3日、閣議後の記者会見で、子ども手当の支給について、「国会議員の子どもがもらうのはおかしい。国会議員は年収2000万円ぐらいある」と述べ、国会議員の世帯は支給を受けるべきではないとの考えを示した。


つ 平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案

いまだにそういう話をするかと小一時間。いやまあ、持論は結構なのですがね…
(基本、政府・与党で決まったわけですし、異論があれば政府・与党内で働きかけるべきお話かと。)
個人的には、累進課税で御負担いただければいいのでは? と思わなくもなく。

三宅雪子衆院議員が復帰 「神様から『死んではいけない』と言われた…」!?
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101130/stt1011302000017-n1.htm

例のネタか! (新聞社の)整理部、悪ノリが過ぎるだろう…と思ったら、まんまだった。
いけません、何でもネタと思ってしまうことを反省しなければなりません。

※ネタ →ネットの方の流行語大賞になったアレです。


追記(12/8)
ちょこっと修正しました。(抹消腺部分)
あと、海江田氏の発言についてですが、「いまだに」という点に関しては、自分をおいて人のことは言えないなと、少し反省。

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