半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

言い回し! そんな影響もあるのか

なかなか更新できず、すいません。

あと、先日の「4つの心得」の元ネタには「やあよ」という超弩級の続編があって、期待された方もいらっしゃるようですが、いまのところ、ちょっとムリポです><
あれは、さすがに難しいって。(ヒラメキの神様がきたら、ね)



地域主権関係では、それなりに情報を集め、それなりに仕込み中です。

その中で、道路法関係にちょっと気になるものがありました。
第10条関係で、言い回しが変わるとのこと。

改正前後の条文はこうです。
現行

 (路線の廃止又は変更)
第十条 (略)
2 都道府県知事又は市町村長は、路線の全部又は一部を廃止し、これに代るべき路線を認定しようとする場合においては、これらの手続に代え、路線を変更することができる。
3 前二項の規定により路線を廃止し、又は変更しようとする場合の手続は、路線の認定の手続に準じて行わなければならない。

改正後

 (路線の廃止又は変更)
第十条 (略)
2 都道府県知事又は市町村長は、路線の全部又は一部を廃止し、これに代わるべき路線を認定しようとする場合においては、これらの手続に代えて、路線を変更することができる。
3 第七条第二項から第八項まで及び前条の規定は前二項の規定による都道府県道の路線の廃止又は変更について、第八条第二項から第五項まで及び前条の規定は前二項の規定による市町村道の路線の廃止又は変更について、それぞれ準用する。


路線の廃止・変更の根拠が、単なる「第10条第3項」ではなく、「第10条第3項において準用する××」になるのだとか。

なるほど。言われてみれば、そうですね。要チェック、と。



……

議案! 廃止・変更の議案もだよ!

よかったー、いま気がついて。早速、担当課に言っておかないと。

意外なところが、油断なりませんね。

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今週の営業予定(スポーツ基本法)

スポーツ基本法が成立しております。近日中に公布されるでしょう。

このスポーツ基本法は、スポーツ振興法の全部改正です。
(余談ですが、改正で前文がつきました。)

したがいまして、振興法を根拠とする、又は引用する例規は、当然、要改正となります。

ということで、スポーツ振興審議会と体育指導委員については、軒並み要改正となるわけです。
多くの自治体が影響を受けるでしょう。

公布されてから動くつもりですけど、もうわかってるんだから、先に書いちゃえ。

あ、ちなみに、施行は公布から6か月内デス。

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理由の提示

tihoujitiさんが

 行政処分について、その基準への当てはめ方を明示する必要性があるようです。
 http://d.hatena.ne.jp/tihoujiti/20110608/p1

で取り上げていた判決 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20110607135658.pdf を私も読みました。

この裁判では、

行政手続法14条1項本文が,不利益処分をする場合に同時にその理由を名宛人に示さなければならないとしているのは,名宛人に直接に義務を課し又はその権利を制限するという不利益処分の性質に鑑み,行政庁の判断の慎重と合理性を担保してその恣意を抑制するとともに,処分の理由を名宛人に知らせて不服の申立てに便宜を与える趣旨に出たものと解される。そして,同項本文に基づいてどの程度の理由を提示すべきかは,上記のような同項本文の趣旨に照らし,当該処分の根拠法令の規定内容,当該処分に係る処分基準の存否及び内容並びに公表の有無,当該処分の性質及び内容,当該処分の原因となる事実関係の内容等を総合考慮してこれを決定すべきである。

という見地に立って、

・本件処分基準は,…多様な事例に対応すべくかなり複雑なものとなっている。
・そうすると,…本件処分基準の適用関係が示されなければ,…どのような処分基準の適用によって当該処分が選択されたのかを知ることは困難
・これを本件について見ると,…本件処分基準の適用関係が全く示されておらず,…いかなる理由に基づいてどのような処分基準の適用によって免許取消処分が選択されたのかを知ることはできないものといわざるを得ない。
・このような本件の事情の下においては,…理由提示としては十分でない

という展開となりました。

理由の不備で取消しありはキツイなあ、という声もあるでしょうが、うーん、抗弁権、防御権の重視、ということなんでしょうか。むしろ、「理由になってない」という評価なのかな、これは。
実務上では、今後、要件が具体的にわかるよう、気をつける必要がありそうです。

ただ、判決では、「どの程度の理由を提示すべきか」については、「総合考慮してこれを決定」としており、「須らく書くべし」と言っているわけではありません。
処分基準が単純で事実関係にも紛れもないような処分であれば、過剰に心配する必要はないかもしれません。

なお、「たら・れば」ですが、この事件では、処分通知において原因となる建物を複数示していたようですが、仮に、
  処分の原因となる建物が1棟で、かつ、当該建物の危険性が明白
であったなら、適用関係がわからない、なんてことにはならなかったかもしれません。(かも、ですけどね)

さて、学者さんたちは、どういう評価をなさるかな。


あと、ついでですが、先日、勉強法の話で判決文を読むことを挙げましたけど、判決文をお勧めするのは、
  なにをもって、「そうすると」とか「~とまではいえない」となるのか
  裁判官ってこういう見方をするのか
というのがわかるからです。最初は、誰かのやり方を見てみないと、わからないじゃないですか。
てなわけで、早速、読んでみませんか?

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言質

202 地方公務員の給与削減に関する質問主意書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a177202.htm


確かにボクは、国家公務員給与引下げと同様の引下げを地方公共団体に強制することは考えていない、と言ったさ。けど、地方交付税を減額しない、とは言っていないよ?

我ながら、イヤな読み方だなあ。

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ストップ・ザ・犯罪

先日知った話題。

松戸市がこのような取組を進めています。

犯罪ゼロの日および防犯パトロール旬間について
http://www.city.matsudo.chiba.jp/index/kurashi/bousai_bouhan/bouhan/jisyubouhan/hanzaizero.html
(参考 http://b.hatena.ne.jp/articles/201106/4542


かたや、栃木県にはこういうキャラがいるそうな。
http://www.pref.tochigi.lg.jp/h60/system/desaki/desaki/gesui-kanri-mizukirei.html
http://www.pref.tochigi.lg.jp/h60/system/desaki/desaki/gesui-kanri-carey.html
(参考 http://rocketnews24.com/?p=105277

はっ、これはもしや、神戸新聞にならい(http://imamoe.jp/kobeimamoe/profile.html)、職員採用試験のネタにしようというのか。


(この手の話題はもういいかな、とも思ったのだけど、ふたつの落差乖離具合に、つい)

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1年

1年たった。

日本中が、君を忘れていない。

ギネスにも認定されたって。(もうもらってたくせに、今日に発表とはね。)

君についての展示が全国各地をまわっているけど、

それを見た子どもたちの何人かは、きっと、宇宙を目指すに違いない。

蒔かれた種が花開く時が楽しみだ。


(参考)「はやぶさ」、最後の24時間
http://www.nec.co.jp/ad/hayabusa/details/landing.html

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4つの心得

「モテる女子力を磨くための4つの心得」にインスパイアされました。
リーガルマインドを磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。

1.あえて2~3年前の小六法を打ち合わせに持っていく
あえて2~3年前の小六法を使うようにしましょう。そして打ち合わせの場で好みの法規担当者がいたら話しかけ、わざとらしく小六法を出してめくってみましょう。そして「あ~ん! この小六法本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、法規担当者に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「法律とか詳しくなくてぇ~! ずっとコレ使ってるんですけどぉ~! 使いにくいんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいの法規担当者は新しい小六法を持ちたがる習性があるので、古かったとしても1年前の小六法を使っているはずです。

そこで法規担当者が「新しい小六法にしないの?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めない法規担当者はその時点でガン無視OK)。そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ~! 最近債権法が人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 新しいの欲しいんですけどわかんなぁぁああい!! 私かわいそーなコ」と返します。すると法規担当者は「債権法はまだ出てないよ。本当に良くわからないみたいだね。どんなのが欲しいの?」という話になって、次の休みの日にふたりで「民法(債権関係)の改正に関する中間的な論点整理」の勉強会に行けるというわけです。あなたのリーガルマインドが高ければ、法規担当者がコンメンタール買ってくれるかも!?

2.Twitterで><を使うとモテる
「キャー!」とか「悲しい!」などを表現する「><」をコメントに入れると、Twitterの男性ユーザーは「なんかこの子カワイイなぁ」や「支えてあげたいかも」と思ってくれます。

ちなみに、そんなつもりではなかったのですが、先日の記事 http://hanshoblog.blog50.fc2.com/blog-entry-463.html で使っていました。その記事では

 (多量の一般廃棄物の種別および範囲)
第8条 廃掃法第6条第5項第6条の2第5項の規定により、市長が一般廃棄物を運搬すべき場所および方法を指示することができる多量の一般廃棄物は、次の各号に定める種別につき、当該各号に定める範囲のものとする。

ということが言いたかったのですが、某サイトで

 (多量の一般廃棄物の種別および範囲)
第8条 廃掃法第6条第5項第6条第4項の規定により、市長が一般廃棄物を運搬すべき場所および方法を指示することができる多量の一般廃棄物は、次の各号に定める種別につき、当該各号に定める範囲のものとする。

と紹介されてたら、「><」て顔にもなるわよねえ。あっと、脱線しちゃった><
(いやマジでどうにかしませんか、C社さん)

3.とりあえず法規担当者には「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい」と言っておく
飲み会などで法規担当者が一般の職員に話すことといえば法改正や判例の話ばかり。よって、職員にとってどうでもいい話ばかりです。でもそこで適当に「へぇーそうなんですかぁ~?」とか「よくわかんないですけどすごいんですねぇ」と返してしまうと、さすがの法規担当者も「この職員ダメだな」と気がついてしまいます。ダメ職員だとバレたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「えー! なにそれ!? 知りたい知りたーい」と言っておくのが正解。たとえ興味がない話題でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に話を聞いてくれる職員に法規担当者は弱いのです。

4.罰則規定では業者名を公表できない職員をアピールせよ
罰則規定の打ち合わせに入ったら、真っ先に業者名を公表する規定を探して「あーん! 私これできないんですよねぇ~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? 嫌いなの?」と聞かれるので、「嫌いじゃないし公表したいけど公表できないんですっ><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「嫌いじゃないのにどうして公表できないの?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、公表したら不利益じゃないですかぁっ! 業者さんかわいそうですぅ! 行政処分じゃないのにぃぃ~(悲)。不服申立てすらできないんですよ……」と身を震わせて言うのです。

その瞬間、あなたのリーガルマインドがアップします。きっと法規担当者は「なんて優しい天使のようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツは俺の女だ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の法規担当者と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけ業者名を公表して大丈夫です。「公表できないんじゃなかったっけ?」と言われたら「大丈夫になった」とか「慣れた」、「そんなこと言ってない」と言っておけばOKです。

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勉強法

雑誌か何かで読んだのですが、「どんなときに自分が成長したか」というアンケートの答えに、
・自分しかやる人間がいなかったとき
というようなのがあって、うんうんと思ったっけなあ。みんなそうなんだネ。


さて、(狭い意味での)「リーガルマインド」醸成のためのトレーニングとしては、判決文を読むこと、がお勧めでしょうか。
具体的には、裁判官が、
・論点をどのように見出すのか
・法令の条文をどのような解釈のしかたで使うのか
・結論に向けてどのような論理構成(展開)をとるのか
といったところを感じとることです。
そのような感性というか思考法をとることで、相談ごとを俯瞰できたり、分の良し悪しの当たりがつけやすくなったりするのではないかと思います。

なお、付言しますと、法律的な問題というのは、実は、正解はひとつじゃない。
実際、裁判に関わる法曹のみなさんはプロなのに、意見が違うことがあるわけです。逆転・再逆転もありうる。補足意見も反対意見もある。
法律的な問題は、もちろんダメなものはダメですが、違法か適法かというより、20%くらい負けそう・60%くらい負けそう、といった表現の方が合うんじゃないかと思います。(私はね)


それから、もう少し幅広いトレーニングとしては、洋々亭のお題を自分で考えてみることをあげたいと思います。
「自治体法務の備忘録」で、『どういうモチベーションを持って10冊の本を読むか』という一節がありました。
ちょっと時間が空いたから法制執務詳解や地方財務実務提要を頭から読んでおこう、なんてワザはできるもんじゃありません。
洋々亭のお題を自らが直面している問題と思って考えれば、そうした本を調べるのにも身が入るというものです。また、そういう切実な気持ちで見ないと、答えを探し出せないし、印象にも残りません。
で、これを繰り返すと、すごくたくさんの演習ができるってわけ。いわば、経験値が稼げる。
私は、かつて、そして今でも、洋々亭のお題はできるだけ考えるようにしています(さすがに国保などの個別業務までは無理ですが)。

ただ、ひとつ難があって、これ、時間がかかるんですよね。そういった意味では、お勧めはしかねます。
参考にするも何もご自由に。


みんな、何か勉強しなくちゃってジタバタした(してる)と思います。
いまにして思えば、あたしのジタバタは、こんなだったかなっ。なんにしろ、マイペースでいけばいいと思うにょろよっ。できないことは続かないしねっ。でもスローペースでいいって意味じゃないから、そこんとこはカンチガイしないでねっ。

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ニュース雑感(2011/6/9)

その1

「家計苦しい」給与カットやめます 備前市長(山陽新聞)
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011060321161182/

 行革の一環で、自らの給与を30%カットしていた備前市の西岡憲康市長が3日、7月分から元の額に戻すことを明らかにした。現在2期目。給与削減の継続を公約に掲げていたものの、“家計が苦しい”というのが理由。


母の治療費必要…市長が自らの給与削減見合わせ(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110603-OYT1T01143.htm

 岡山県備前市の西岡憲康市長(70)は3日、選挙公約に掲げ、2005年の初当選時から続けていた給与の30%カットを、見合わせる意向を明らかにした。
 3年前に入院した母親(102)の治療費が毎月20万円程度必要なことが大きな理由としており、西岡市長は「我が家も財政的に厳しく、やむを得ない。事情を説明すれば、市民は理解してくれると思う」と、苦しい胸の内を明かした。


それは大変ですね、仕方ないですね、という評価。
公約の重みはどうする、という評価。
労働の対価、ないし職責の対価は、個人的な事情と無関係であるべきという評価。

さあ、ボクらの「正義」はどれにしよう。

なお、条例改正ゆえ公選法違反にならないというのが定説化しつつありますが、このように意思に依拠するのであれば、給与返上とは、実質的に寄附であったと評価したくなります。職責の対価として適正か、とか、何らかの責任をとっての措置、という理路ではないのでしょう?
(このなお書は、個人に対する批判ではなく、学術的な興味を述べています。念のため。)


その2

助けたい一心、医師指示なき救命士行為を懲戒(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110602-OYT1T00248.htm

 茨城県石岡市消防本部は、勤務時間外に医師の指示を受けずに救命処置をしたとして石岡消防署に所属する救急救命士の男性消防司令(54)を5月31日付で停職6か月の懲戒処分、監督責任を問い鈴木徳松消防長、同署長ら5人を訓告処分とした。男性は同日、依願退職した。
(略)男性は東日本大震災を受け、「万が一、必要になるかもしれない」と救命備品を消防署から持ち出し、私用車に積んでいた。同本部では、業務外の救命行為が関係法規に抵触する可能性があると判断し、処分を決めた。


何紙か取り上げていますので、見比べてみてください。

人命救助は何よりも大切じゃないか、という評価。
救命のプロだからこそ法を守るべきという評価。

さあ、ボクらの「正義」はどれにしよう。


ここから、ポピュリズムとか民主主義とかの話を続けてもいいのだろうけど、政治の結果に従うのが役人の本分、でしょうからやめておきます。

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地域主権・4

片山総務大臣閣議後記者会見の概要(平成23年6月3日) より
http://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/02koho01_03000192.html

社会保障と税の一体改革

問: 大臣、すみません、税と社会保障についてなのですけれども、先日、消費税10%を視野に入れた案が示されました。知事会をはじめ地方六団体は、地方の意見を取入れた上でということをかねてから要求されていたかと思うのですけれども、今後ですね、地方の意見を言える余地というかですね、調整するような考え、またそういう手法というのはあるのでしょうか。

答: それはね、もう地方の意見をちゃんと聞いて、聞いてあげて、それで、その意見ができるだけ反映するような、そういう作業をしなければいけません。昨日、私はいい機会でしたので、集中検討会議の場でですね、そのことを強調しておきました。もともと、この社会保障と税の一体改革を検討するという構想が出たときに、地方団体側は、ちゃんと自分たちの代表も委員として入れてくれという強い要請をしたわけです。それに対しては、当面は、最初は社会保障の在り方について議論するから、その後、財源論になった段階ではね、これは非常に国と地方との関係が微妙なこともあるので、その段階で入ってもらいますげなことをね、地方側にはメッセージとして、担当大臣なりその組織からですね、伝えられていたという印象なのですね。地方側もそういうふうに理解していたわけですね。それで、社会保障の在り方について、かなり長い間、何回も議論をしてきて、それが一応、もう、まとめに入って、さあこれから財源論ということになったら、とたんに1、2回やったら店じまいというので、地方団体は、その問題について意見を述べる機会はない、なかったわけですよね。一度、何か呼ばれて、社会保障の在り方について、考え方を述べたということはあるのですけれども、そのときはですね、まだ社会保障の在り方についての場だからというので、財源論については自己抑制していたわけです。これは、私は立派な態度だったと思うのですね。もう、従来のようにこの種の話があるとすぐに地方消費税、地方消費税と言う地方団体の従来の対応からしますとね、そうではなくて、きちっと社会保障の在り方を、現場で社会保障を担っている自治体として考え方を述べたというのは、非常に私は評価しているのです。その上で、今後、引き続いて財源論になったら、では、自分たちのやはり財政の運営について、非常に、これ重要なことですから、考え方を政府に言おうと、こういう話で準備していたと思うのですけれどもね。あっという間にこう店じまいということになったので、これでは幾ら何でもね、地方の意見を聞いたことにはなりません。それで、私は昨日ですね、これで政府の、政府が主催する集中検討会議が結論を出すということだとね、一種の政府の考え方の表明になりますからね、それは幾ら何でもおかしいのではないかと。地域主権というものを標榜するこの現政権で、非常に地方にとって重要な問題について、ほとんど意見を聞くか聞かずか、財源論については何も聞かないで店じまいをしてしまうという、それで成案を出したということになると、地域主権というスローガンが名ばかりで、画に描いた餅であったり、場合によっては羊頭狗肉という、そういう批判を受けますよと。もし、私が、私は今、こういう立場ですけれども、全国知事会の一員で、かつてのように一員であったとすれば、私だったら羊頭を抱えて狗肉すら売っていないということになりますよと、こんなことでは駄目ですよと、昨日、話をしました。したがって、これはあくまでもたたき台だと。それをこれから、政治のプロセスで与党、政府の合同の検討の場、政治のプロセスでこれを更に純化、進化させていくのだということになりました。最後に総理が引き取られて、先般、知事会にも出席をして、この問題について山田会長から地方の意見をよく聞いてくれという話も承ったと、聞いたと、したがって、今後の検討の中で、地方の意見をよく聞かなければいけないということを総理もおっしゃっておられました。その上で、国と地方の協議の場というのが、先般の国会で法律が成立しましたのでね、最初のこの国と地方の協議の場において、一つは震災復興への自治体側の協力、もう一つはこの社会保障と税の一体改革について、国と地方の協議の場でこれを協議するということも、昨日決めました。恐らく、今月の10日過ぎにはそういう場が持てると思いますけれどもね。そういう中でよく地方の側の意見を汲み取る、聞いて汲み取るという、こういう姿勢と態度が必要だろうと思います。


うわぁ……

片山氏が大臣でよかった、と思わざるを得ない。

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驚愕

ちなみに、「驚愕」は読みました。

  「分裂」の続刊? 5月に刊行したよ。 ただし4年後だけどな!!! 正にげd(画像略

まあとにかく、出て、読めてよかった。

読んでいる途中は、手を止めて、いろいろ想像してみたりしましたが、読み終わったいまはこう思います。
一気呵成に読んじゃえばいいんだよ、ってね。

感想は略。

ただ、あそこで、「まみどりさん」が出るとは思わなかったなー。
あれは意外だったわ

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地方交付税の退屈

「交付税を削るわよ!」
「ふーん。で、何を削るんだ、その交付税の」
解ってはいたが訊いてみた。
「人件費に決まってるじゃない!」
「地方の意思はどうなるんだろう」
「補正予算を組む必要があるわね」
例によって自分に都合の悪い話が耳に届かない奴である。


妄言に付き合うのも業腹だが、ニッチな話題を綴る物好きというのが、どうやらこのブログの役回りらしい。実をいうと、報道を見てつい試算してしまったものだから、書かないとなんとなくもったいないというのが正直なところだ。まあ、俺が書かずとも、財政の担当者に聞けば教えてくれる程度の話だけどな。(cv.杉田で)



国家公務員給与の削減にならい地方公務員給与も削減すると仮定した場合の、地方交付税への影響額とはどのくらいだろうか。

まず、「地方公務員の給与に充てる地方交付税」。

んなもん、あるか。

普通交付税が、標準的な収入と標準的な支出との差の補てんである以上、特定の○○に充てる交付税というものは存在しない。

これでは話が続かない。

ええと、標準的な支出に含まれる給与費相当額というのなら、ある。
例えば、市(人口10万人のモデルケース)におけるごみ処理や分別収集等にかかる費用は約6億5千万円であり、そのうち給与費は約2億3千万円と積算されている。
これが、10%削減されるなら、2300万円ほど費用がかからなくなる。細かくいうと、給与費には退職手当が含まれていたりするから、そうした部分を除くと約2000万円といったところか。

さて、普通交付税で標準的な支出を算出する方法は、人口×単位費用である。
ごみ処理等の費目(清掃費)では、単位費用は5810円だが、経費が2000万円ほど下がるなら、単位費用も200円ほど下がる。
ということで、人口×「単位費用の差額」、が影響額ということになる。

これを各費目ごとにチマチマとやっていくと割と正確な影響額を出せるが、いかにも面倒なので概算の方法をいうと、基準財政需要額(総額)×2.3%、を影響額とみていい。
100億円の団体であれば、交付税が2億3千万円、減る。
1000億円の団体であれば、交付税が23億円、減る。
すごいね、各地で悲鳴が上がりそうだ。

逆に国は、それだけ、地方交付税交付金を出さなくていい、というわけだ。

ところが、そうは問屋が卸さない。どこが問屋だとかは、つっこまないでくれ。

地方交付税交付金の額は、実はぜんぜん足りてない。
国税5税からの拠出金では、地方の収入と支出の差を賄えていないのだ。
そこで、特別な地方債を認めたり、交付税特別会計の借金の返済を先延ばししたりして、帳尻を合わせている。
したがって、よしんば地方の支出額が下がっても、その分、特別な地方債をやめて現金で配ったり、予定どおり借金を返したりする方に使うことができる。というか、そうするのが理。

そんなわけで、国が地方交付税交付金を出すのを減らす理由などひとつもないのである。


2.3%=地方財政計画における給与関係経費(退職手当以外)190,961億円×0.1÷歳出総額825,054億円から

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よんきびう

教育テレビがEテレになったわけですが、

 Eテレ0655
 Eテレ2355

が、いい味、出してます。
特に、金曜日の夜はオススメ。ぐだぐだアニメ、大好きです。
(詳しくは番組ホームページで)

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SGCB

「スーパークールビズ」がスタート

…と思ったら「ウルトラクールビズ」なんてのを始めているところもあり。

じゃあその次は「ハイパークールビズ」?(どんなだ

さらには「アルティメットクールビズ」?(こち亀の海パン刑事が浮かびました。嫌すぎ!

ここはやはり、「SGCB(スーパーグレートクールビズ)」あたりで。いやもう語感だけですが。

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