半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

学問の頂

先日、所用あって久々に『自治体法務研究』をめくっていたら、
確か自治体の職員であった方の肩書が、大学のセンセイになっていらっしゃった。
面識があるわけでもなく、また、今更の話ですが、新天地での御活躍をお祈りする次第です。

と同時に、やっぱり、できる人からいなくなるのかなあ、と、いささか寂しくも思ったり。



何であれ、ものごとを究めるのは難しい。

ものごとを学ぶ道筋には、距離だけじゃなくて、登山路のごとく傾斜がある。
そして、先に進むにつれ、傾斜はきつくなっていく。

だから、あるところまでは、割と行けるんだけれど、そこから先を詰めるのは厳しい。
7割わかったあとの残り3割、さらに進んで最後の1割。これを詰めるのは相当困難。
これを究めた(究めんとする)人だけが、一流なのだろう。

私は一流ではないなあ。
法的な方面に関して、いまいるここが、7合目だか5合目だかわからないけど、
仕事に十分な程度まで来れれば上々だ。

自分の知識が大まかで、これを人に恥じない程度に精緻にするには急坂が残っているのは、わかっている。根性が足りないのも。

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「税務判例」を読もう!

『「税務判例」を読もう! 判決文から身につくプロの法律文章読解力』(木山 泰嗣,ぎょうせい)を読んでみました。

判決文は、いろいろ読むうちにそこそこ慣れてきましたが、そういえば、「判決文の読み方についての本」は読んだことがなかったなー、ということで手を出した次第です。

判決文を部分々々に分けて、順次解説していくというスタイルで、基礎的なところから説明されていて、わかりやすいと思います。
また、法的三段論法や、判決の射程といったことの説明もされてあります。判決文中の当事者の主張を裁判所の判断と読み違えないように、との注意も身に覚えがあるなあ。

強いて難を言えば、判決文の全文での見本は載っていないため、本書のみではイメージがつかみにくいかもしれません。何かの判決文を前にして、本書を片手に読み解いていく、そんな使い方が合いそうです。

税務判例ということですので、取り上げられている判決は税(国税)ばかりです。学ぶのに、別に税である必要はなかったのですが、読み終わってみると、規範と当てはめという思考をするには、憲法判例を題材とするよりむしろ向いている気もしています。

初心者には、割といい本なのではないでしょうか。

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条例はどこまで・13

久々にこのタイトルの出番。

渋谷区の例の条例案、ニュースで聞いたときはびっくりしましたけど、
待て待て、これはきっと本来は性的マイノリティに関する条例で、証明書がメインではないはず、
と思ったらやっぱりそうでした。

報道から推測される条例案の感想としては、理念面は割と理解するほうですが、
証明と公表に関しては、現実の作用があるだけに、現段階では逡巡するところです。

ともあれ、判断しがたいものに直面すると、うーん、と唸って思考停止に陥りますね。
うーん。


さて、これに限った話ではありませんが、
新世代における正義とやらを、
国レベルだと老人たちが「うん」と言わないけど、
個々の自治体レベルでは「うん」と言ってしまえる、
この構図をなんとしたものか。
(それは、良くもあり悪くもあり、悪くもあり良くもある。)

主張する側は、私の正義が万人にとっても正義だというのかもしれませんが、
また、立法手続的に正当ならいいんだよ、というのが処し方かもしれませんが、
その過程に携わる立場としては、やはり、それでは片づけられないわけで。
うーん。

一言L | コメント:0 | トラックバック:0 |

立法政策の企画と立案<第2版>

自治体法務の備忘録 で、
 Re:法律案・条例案をつくる学生のためのブックガイド
 http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20150208/p2
という記事がありましたけど、
元記事のお題である、1冊でよくまとまっているものとしては、

『立法政策の企画と立案<第2版>』(東京リーガルマインド)
https://online.lec-jp.com/disp/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=216206

も割とオススメです。
図表も使われていて親しみやすいし、モデル条例という形をとっているので具体性もある。
特に、立法事実の確定とか、現行法制の分析とかに触れているところに好感が持てます。
そうしたことから、これから何かを検討する原課さんに向いています。
(例規担当としては、「これ見てこんな風に進めてみてー」と使える。)

なお、自治体職員は経験的に理解しやすいと思いますが、学生さんだと、どうだろう?

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間もなく終点

トッキュウジャー最終決戦。

ゼットの闇のオーラに吹き飛ばされるトッキュウジャーたち。変身も解けてしまう。

ライトがよろよろと立ち上がる。その体から、闇が滲み出す。

「待て! 闇の力で戦うのはやめろ」

「闇が力になるのなら、俺はそれでも構わない」

「情けないこと言わないで!」

「私たちのライトはそんなこと言わない! お願い、闇の力で戦えばきっと負けてしまうわ」

「僕達が頑張ってトッキュウジャーしてきたのは何のためなんだ?」

「でも……」

「鈴樹来斗! お前が何をしたいのか、何をするべきなのか、そして何のために戦うのか、自分で考えろ!」

「……俺達は、イマジネーションで戦おう。みんな、変身だ」

おう!!

こうですか、わかりません。(別の最終決戦と取り違えがあったと思われる)

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人生……

仕事で伸び盛りの後輩から
「半鐘さんなんて、追い抜いてやるですムキー」
と絡まれたいだけの人生だった。


なんでだか、そんな夢を見たことがあった。
そう絡んでくるような後輩がほしいということなのだろう。

旬を逃して書きそびれていた話だったが、今回のプリキュアを見て思い出した。(オイ
完璧と評され、もはや近寄り難い存在になっている生徒会長が
「わたしは完璧じゃないわ」
「あなたがバレエを教えてほしいって頼みに来たとき時、少しうれしかったのよ。
そういう子、いままでいなかったから」
等々と述懐するシーンに、妙に共感してしまった。
あ、もちろん、私は崇められたりはしてないんだけどね、
日々積み重ねてきて今日があるという思いはあるし、
後輩に、絡まれたい、絡んでこーい、という気持ちがどこかにあるんだね。
自分から距離を取るタイプのくせして、言うことじゃないけどね。

濃厚な人間関係は苦手だけど、
切磋琢磨しあうような善き先輩・後輩の関係は築いてみたい。

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地方消滅の罠

『地方消滅の罠』(山下祐介,ちくま新書)
地方消滅に関しては、反対側の本も読んでおく必要があろうと思い、買ってみました。

冗長である。これは本で、講演のしゃべりではないのだから、論理性を高めた文章で読みたいものである。なぜそうなのか、どうしてそうなるのか、を飛ばして持論を聞かされても、得心がいかない。
著者本人の中には、いいものがありそうな気もしなくもないのだが、いかんせん、よく伝わってこない。
陰謀論的観測に至ってはマジ勘弁である。萎える。序盤でそうなると、中盤以降は共感して読むことができなくなってしまった。

『地方消滅』で私が感じた問題点は、出生数が少ないことと、地域々々において若年層が薄いことである。
その解決へのアプローチは、百家争鳴であろう。『地方消滅』で提示されたものも、そのひとつにすぎず、その評価については、私自身、態度は保留である。
本書が『地方消滅』に反論しようというなら、1)人口減少社会でもやっていけるやり方、や、2)別のアプローチが有効である、とすべきであったろう。そうでなければ反論にならない。

しかるに、本書では、ふるさと回帰の動きを挙げ、『地方消滅』ではそれを無視(過小評価)しているというようだが、本書も、それが対策として十分な量と層(若者層)になっているかに触れない。ふるさと回帰の動きが「ある」のは事実だが、あることと、解決策のレベルにまでなっていることとは、別であろう。

また、「あるアイディア」を挙げて、理想を説くが、私にはついていける理想ではないし、情勢を変えるほど追従者を呼べるものとも思われない。リアリティが感じられないのである。

繰り返すが、いいものがありそうな気もしなくもない。私に汲み上げる力が足りないのかもしれない。
しかし、このとおり、ですます調になれない気分なのであった。


追記(2/9)
(自分には)よくなかった、という感想を書いてもつまらない。消そうかと思うが、しかし書いた以上はもったいない気持ちもあり、迷っておる。これ、需要あります?
(「拍手」がいくつかつくようなら残します(無理にしなくていいですからね))

追記(2/12)
拍手ありがとうございました。恐縮です。記事は残します。

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つよく、やさしく、美しく!

姫プリ1話、すごい。

アクションシーンはやたらよく動くし、
決めゼリフは似合っていてカッコイイしで、おなかいっぱいです。
戦うことを決意するシーンもよかった。いい最終回だった(違う

それと、変身時のおじぎのゆっくりさは、良い間をつくっているし、
(画面の構図が、それを引き立てるようであるのが、また良い)、
OP・EDは、一部に3拍子を使って「らしさ」を出しているしで、芸が細かい。

いいものを見せてもらいました。この先も期待してよろしくて?

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