半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

春の呪い

『春の呪い』(小西明日翔,一迅社)、ようやく2巻が出ました。完結。やっと紹介できる。

1巻の末尾では、2016年初秋、の予定とあったので、ずいぶんと待たされました。
続きがこんなにも待ち遠しかったのは、近年なかったかなあ。
(続きが気になるといえば、『大正処女御伽噺』3巻も、かなり気になってましたけど、
あちらはペースどおりだったので)

お話はこう。

妹が死んだ。名前は春。まだ19才だった。
妹が己のすべてだった夏美は、春の死後、家の都合で彼女の婚約者であった柊冬吾と付き合うことになる。
夏美は交際を承諾する条件として、冬吾に、春と二人で行った場所へ自分を連れて行くよう提示した。
そうして、妹の心を奪った男と夏美の季節は巡り始める――。


試し読みはこちらで。
https://comic.pixiv.net/works/2234

話題になってたので1巻を読んでみたら、もう、ぐいぐいと引き込まれました。

こんな設定の話が、どう着地するのか。
恋愛ものだ(ろう)から、くっつくか、くっかないかの2択で、おそらくは前者の可能性が高いと思われるものの、どうやって?

苦いものしかないシチュエーションにおける、人の心情を読もうなんていうのは、むしろ読み手の側が悪趣味ですらある。
(と書いて、連城三紀彦氏の「恋文」が思い出されました。妻がいるのに余命わずかな元カノのもとに走る、でしたっけ? あれも大概な話ですよね)

結末は語りませんが、私は納得の終わり方でした。「呪い」の件も含めて。

ともあれ、かなりなインパクトを味わえた作品でした。
今年は、これと、「兎が二匹」に出会えたのがよかったな。



おまけ。
時節柄、ネット上には「今年のマンガ」的な記事が多数ありますが、
ワタクシ的には、上記のように「兎が二匹」「春の呪い」が強烈な印象でした。
あと、「AIの遺電子」「大正処女御伽噺」もよかった。「大正…」の3巻はよいぞ。

えー、それでですね、来年はぜひ、「BEASTARS」(ビースターズ)が注目されてほしいですね。
https://arc.akitashoten.co.jp/comics/beastars/1/tw_player
コミックス1巻は来月。

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星空のむこうの国

本屋の店頭で一冊の本を手に取りました。

  『放課後地球防衛軍1 謎の転校生』 (笹本祐一,ハヤカワ文庫JA)

目次を見ると……

 第一話 謎の転校生
 第二話 狙われた学園
 第三話 星空の向こうの国
 第四話 桶屋横町の地球防衛軍

謎の転校生、有名なあれですね
狙われた学園、これも有名なあれですね
で、
星空の向こうの国 とか待てやゴルァァァァァ
買う。いつ読むかわからないがとりあえず買う。きたない、やり口がきたないよ……

厳密には『星空のむこうの国』。小林弘利・著、集英社文庫コバルトシリーズ。
ロマンチックSFの傑作です。内容はよく思い出せないけど。(でも傑作なのは確かなんだよぉ)

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マルとマリ

ねとらぼさん経由

 プロみたいな作品をたった1人で!? 高校3年生がほぼすべて自主制作したコマ撮りアニメが秀逸
 http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1612/20/news105.html

 マルとマリ Maru & Mari(自主制作コマ撮りアニメーション stopmotion animation)
 https://www.youtube.com/watch?v=t7yEUtqknpM

これは秀逸。いやいや、実に見事です。
左上に時刻が入っているあたり、Eテレっぽくしてるのでしょうか、芸が細かい。
記事によれば、「ひつじのショーン」などを参考にしているとのことですが、
私は「ロボットパルタ」を思い出しました。
Mozuさんには、その道に進んで、大成してほしいですね。

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ニュース雑感(2016/12/15)

国立市のマンション訴訟を巡る、元市長の賠償が確定。
関心を持って見てきただけに、感慨深い。

 マンション訴訟で元国立市長の敗訴確定 理念の行動、個人に賠償責任
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201612/CK2016121502000257.html

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友達いらない同盟

友達いらない同盟(園生凪,講談社ラノベ文庫)
http://kc.kodansha.co.jp/title?code=1000028715

タイトルがどうにも気にかかって購入。
しかもだ、積まずに読んでしまったよ。

まあ、ラノベだと、どうせ最後はキャッキャウフフに……あれ……なんだこの展開……

クセのあるキャラとお話でした。これは読む人を選びそうだなあ。
私には、この作品は合いました。ヒロインにわかりみある。

ネタバレせずに話すのは苦手なのでこのくらいにしておきますが、
これ、一味違いますよ。合う・合わないはともかく。

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恋の

数日前、

#恋のをつけて専門用語をアイドルの歌う曲のタイトルっぽくしよう

というのを見かけたのですが、なかなかたのしいですね。
アイドルっぽいかどうかより、もはやミスマッチ感をおもしろがるというか。
てなわけで、私もいくつか挙げてみます。

恋の二段ロケット
恋の100条委員会
恋の上告受理申立て
恋のヴォーン・インデックス
恋のルーブ・ゴールドバーグ・マシン
恋のカフェウォール錯視
恋のオーロラプラズマ返し
恋の秘伝ディスク
 (この秘伝ディスクを使いこなすには今の倍の女子力が必要とかなんとか)
恋のファイナルフュージョン承認

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