半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

ニュース雑感(2017/7/28)

また佐賀県か。

佐賀県×バキ コラボサイト - 佐賀県
http://sagabaki.jp/

次から次へとよくやる。
ところで、ネットの一部ではまあまあ話題になりますけど(私もこうして取り上げてますが)、一般の方への訴求力としてはどうなんでしょうか。

次。

松本「ビアフェス」開けず 市教委が内規改正、「自粛」を要請
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170728/KT170727FTI090017000.php

えてして語られない事情があったりするので、コメントは控えますが、
一般論としては、
運用を変更するときはアナウンスのしかたに気をつけよう、といったところでしょうか。
(ところでこれ、教委の所管なんですか? 公園というと市長部局のように思いますが)

それよりも同紙のこっちの記事の方が気になる。

好評 「馬鹿バーガー」 上田
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170703/KT170702SJI090012000.php

>馬鹿バーガー(左)と大馬鹿バーガー(右)
こういうの嫌いじゃない。というか大好き。

次。

前から流れているものですけど、ここのところで何人か言及されているので。

規則で住民の権利義務に直接かかわる事項を定められるっていうのは地方自治法15条1項、憲法73条6号&内閣法11条、国家行政組織法12条1項&3項の文言を比較してみても確認できるよ。規則には政令についての内閣法11条、省令についての国家行政組織法12条3項に当たる規定がないんだ。


内閣法11条
政令には、法律の委任がなければ、義務を課し、又は権利を制限する規定を設けることができない。
国家行政組織法12条3項
省令には、法律の委任がなければ、罰則を設け、又は義務を課し、若しくは国民の権利を制限する規定を設けることができない。

確かにね、
地方自治法15条1項
普通地方公共団体の長は、法令に違反しない限りにおいて、その権限に属する事務に関し、規則を制定することができる。
であり、「できない」と書かれていない。
でも、お前それ14条の前でも同じ事言えんの?
地方自治法14条2項
普通地方公共団体は、義務を課し、又は権利を制限するには、法令に特別の定めがある場合を除くほか、条例によらなければならない。

法形式に対して逐一「できない」と為念するか、
概括して「できる」法形式を指定するか(反対解釈として「できない」法形式)、
という、スタイルの違いであるので、文言の比較からそう解してしまうのはいかがなものかと、まあ、botに言ってもしゃーないんですけど。

規則で住民の権利義務に直接かかわる事項を定められるのは、私見では、
条例を通じてか、
管理権などで暗黙に権限が存在しているか、
つまりは何らか前提があって可能になると解するところ。

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ニュース雑感(2017/7/26)

作詞家、山川啓介氏の訃報。
ウィキペディアで見ると、宇宙刑事シリーズなど、私の好きな曲がいっぱいだ。合掌。

また、作曲家、平尾昌晃氏の訃報。
私の好きな曲のひとつ「ぶっちぎりの青春」は、この方の作でありました。合掌。

そして、映画監督、ジョージ・A・ロメロ氏の訃報。
言わずと知れた、ゾンビ映画の方。合掌。



1つめ。

 「金券やめて」ふるさと納税返礼巡る総務省の通知に群馬・草津町長が猛然反発し「真っ向勝負」 総務省に乗り込みバトル
 http://www.sankei.com/politics/news/170726/plt1707260012-n1.html

煽り気味の見出しは少々気になりますが、町長の気持ちは伝わってきます。
金券といっても、地域内のものとなると、話は少し変わってくるか?

2つめ。

 「町村議会のあり方に関する研究会」の開催
 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei01_02000123.html

経過は要観察、ってヤツ?

3つめ。

 「行政手続法施行令の一部を改正する政令案」についての意見募集の結果
 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyokan04_02000050.html

政令案についてどうこうはないのですが、意見にあった、

>(ただ、厚生労働省が意見募集を行うと、多くの場合、新旧対照表等が出てこず、結局どういう内容の改正を行うのかが不明な意見募集となるのであるが。国・政府としてしっかりして欲しいものである。)

には、あ、ワタシだけじゃないのねやっぱり。 と思ってしまいました。

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Veux-tu m'épouser?

レース中になにをやってるんだか……

Veux-tu m'épouser? / Do you want to marry me? - Étape 21 / Stage 21 - Tour de France 2017
http://www.dailymotion.com/video/x5ukhbq (動画です)

ひゅーひゅー。

追記(7/26)
ゴチエ(ゴティエ)選手のプロポーズの結果。

Tour de France, suite et fin.
http://www.cyril-gautier.fr/20170725-Tour-de-France-suite-et-fin.php

Félicitations ! (フランス語わからないけど、これであってる?)

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バッタを倒しにアフリカへ

『バッタを倒しにアフリカへ』(前野ウルド浩太郎,光文社新書)
http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334039899

本書は、人類を救うため、そして、自身の夢を叶えるために、若い博士が単身サハラ砂漠に乗り込み、バッタと大人の事情を相手に繰り広げた死闘の日々を綴った一冊である。 (まえがきより)


ネットで話題に上っていたので買ってみましたが、ちょっと読み始めたら、もう一気でした。
バッタの学術的な解説よりは、異文化の体験記、ポスドクの奮闘記でありましたが、適度な自虐と、適度な人情噺に、すっかり引き込まれてしまいました。おもしろい(そして、この文章力をつけた経緯がまたおもしろい)。

だいたい、序盤から
>ちなみに、この本では度々余談をして話の腰を折りまくる予定です
という具合だし、中盤の
>バッタの馬鹿! もう知らない!
には、ニヤニヤを禁じ得ない。非っ常ーに、私好み。

そして、終盤、ネタバレしないように伏せますが、
>p.261 8-9行
>同 12行
の連打には、まいりました。いや、状況としては深刻なんですけど、元ネタがわかってしまったので、吹いてしまいます。草不可避。
(ついでに言えば、写真のキャプションもちょいちょいユニークで、p.260のなんか、もう)

そんなこんなで、たいへん楽しませていただきました。
読み終えてみれば、「天は自ら助くる者を助く」だなあ、という感想もありますが、この先、存分に研究できることを陰ながらお祈りいたします。
筆者の活躍がアフリカを救うと信じて…!



研究者ということで、ついでにこれも。

『研究するって面白い!』(伊藤由佳理編著,岩波ジュニア新書)
https://www.iwanami.co.jp/book/b266377.html

女性科学者による研究案内。中高生向け。表紙が賀茂川さん(京都市営地下鉄の方)だー、ということで手に取ったのですが、中身も割と興味深いものでした(知らない方面ほど興味が湧く)。人生いろいろですね。

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わかりやすさと正確さ

新旧対照表に関する資料として。(北のほうの方、情報ありがとうございます)

 明治以来の大改革を一歩ずつ (2017.03.02)
 https://www.taro.org/2017/03/明治以来の大改革を一歩ずつ.php
 (リンクは略)

新旧対照表が“変更箇所の表示”に優れることは論を待ちませんが、“改正行為”自体にも優れるかは、一歩引いて考えたいところです。そこ、混同されているのではないか。方程式は、グラフで表現できるんだから、数式はいらない的な。
何にせよ、「日本語しゃべれよう」的な圧は、苦手。



そんなにわかりやすいのがいいのなら、ポンチ絵や逐条を法令にすればいいじゃないかよう、と思うことはある。



紙面が余るときは、余談。

新旧対照表から改め文を書き起こす、と人は言うのですが、私の場合は、改め文を新旧対照表に落とし込む、といった感覚で作業していました。少なくとも、相互補完・同時並行的進行であったかと。
改め文に間違いがあったら何にもなりませんから、改め文の仕上げのほうに注力していましたが、そうした意識がもたらした感覚なのかもしれません。

ここがツイッターなら、アンケートをとってみたいところですが、まあ、私みたいなのは少数派なんでしょう。(改め文主体派、いらっしゃいます?)

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法学セミナー

法学セミナー誌を読み始めて、かれこれ6年半になります。

きっかけは、塩浜さん・吉田さんの連載でした。

2011.1 通巻 673号
https://www.nippyo.co.jp/shop/magazine/5482.html

雑誌を買った以上は、目当ての記事以外も読まないともったいないので読むのですが、まあこれが苦痛苦痛。何言ってるんだかさっぱりわかりません(法学部卒ではないので)。
読むのに15、6時間はとられたでしょうか。この時間で、ラノベなら4、5冊は読めるだろうに。

で、連載も終わるのですが、

2013年1月号 通巻 696号
https://www.nippyo.co.jp/shop/magazine/6127.html

ちょうど行政法の連載があったこともあり、そのまま読み続けました。その後も、吉田さんの法令用語の連載が始まるなどして、購読のやめどきを逃して今に至っています。
最近では、読了に12、3時間というところでしょうか。昔ほど厳しくなくなったように思います。
ただ、これ、私がレベルアップしたわけではないようです。

2017年8月号 通巻 751号
https://www.nippyo.co.jp/shop/magazine/7490.html

専門性の高い連載が少なくなっています。昔と比べると、内容が「薄い」かなぁと。
この先、どうしようかな(と思いながら、ずるずる

ちなみに、読んでいて面白いのは刑法方面だったりします。
どういう理屈でなら全ての事案を説明できようか、的な感じが、好き。

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ニュース雑感(2017/7/16)

電子納税しやすく 国税庁、証明書や専用機器不要に
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS14H2B_V10C17A7MM8000/

マイナンバーカードの普及と、
マイナンバーカードがなくてもできる方法が出てくるのと、
どっちが速い?

あ、でも、マイナンバーカードがなくてもできる方法の検討なんかすると、
夜更けに誰か来ちゃうかしら。

ところで、これを応用するならば、
IDとパスワードでコンビニで住民票が出ても構いません誓約(登録)をすればいいということに ああ、窓に!窓に!

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マンホール

期間限定「ジョジョの奇妙な冒険」デザインの下水道マンホールを設置します
http://www.city.sendai.jp/bunkashinko/sonota/manhole.html

むぅ。こういう手もありますか。人を呼び込むという名目が伴えば、できることは増えそう。

マンホールといえば、こういうのもあります。

マンホールカード
http://www.gk-p.jp/mhcard.html

なかなか華やか。

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配当(あるいは、予算と現金のお話)・2

自治体の歳出は、支出負担行為と支出命令の2段階で行います。
同様に、歳入は、調定と収入の2段階で行います。

支出負担行為は、債務の把握で、支出命令は、債務の履行。
調定は、債権の把握で、収入は、債権の履行。

端的に言えば、権利・義務の把握と、その履行とを、分けているわけです。

分けないと?
収入・支出の動きは、単なる現金の動きになります。おこづかい帳ですね。しかし、それだと、現金の残高の範囲でしか支出できませんし、この先いくら使えるかもわかりません。

予算は、1年分の歳入歳出を見込んで、歳入歳出同額で組み立てられていますが、予算は見積もりであって、その年度に本当に使えるかどうかは、確認が必要です。
その確認はどのようにするか、といえば、現金の残高で、ではできません。収入の当てがあるかどうかで、とらえる必要があります。

予算執行には、「配当」という工程があります。支出負担行為をいくらまでしていい、という指示をするものです。
その根拠となるのは調定で、調定が(少なくともその見込みが)なければ、契約されては困ります。
見方を変えると、現金がなくても、権利があるなら、いずれ入金されるはずなので、債務を負っていい、という理屈です。

一方で、支出負担行為の側は、その累計を考える必要があります。
現金があっても、未払の債務があっては、むやみに債務は負えませんからね。

というわけで、この辺をコントロールするには、権利・義務の発生レベルでとらえる必要があるわけです。
だから、支出負担行為と調定を、支出命令と収入とは区別して行っておく。
予算の執行は、実は、ミクロでは発生主義なのです。
(出納整理期間を設けて年度内の完遂を原則としているため、また、それを前提とした書類のため、そうとわかりにくいだけ)

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巻頭言(第10巻)

全国の中高生が数学という共通項の元に集まり、話し、解き、意見を交わし、決闘するサイト、E2(※2乗)。
主人公が、開設者に問う。

「なぜ、E2を作ったんですか」

「数学にたった一人で挑んでいるのが、自分一人ではないと知るためだ」

--『青の数学』(王城夕紀,新潮文庫nex)

地方自治に挑んでいるなんてことは言えないけれど、私は一人じゃないし、ここを見ているあなたも一人じゃない。

数学の天才、京(かなどめ)が提示する数列。

でも、これこそが数学。
1 2 6 25 45 57 299 372 764 1189 2968 14622 ……

そのこころは、地方自治にも通じるかもしれない。

さて、このブログ、9年やりました。10年目です。

--やり続けていれば、いつか着く。

--たとえそこが、お前の想像さえしていなかった場所だったとしても、な。



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