半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

罰則の位置

「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が公布されました。
しかし、気になる点が2点。

1 罰則の位置
罰則が第16条にあるのですが、続いて第3章(第17条-第20条)があるという…
罰則って、一番最後じゃなかったか?

見てみたところ、罰則はもともと最後でしたが、修正案で第3章が加えられた模様。
うーん、このくらいであれば、罰則を第4章にするなどして最後にできなかったか。
ワークブック法制執務でも、法令の途中に置かれる例を紹介しつつ、「一般的ではない」としています。

2 題名
修正案においては、定義規定を、「公共建築物等」から「公共建築物」に修正しています。
民間の建物も一部含むため「等」とされていたものを、簡潔にしたのでしょう。それは理解できます。
しかし、ならば題名も、「等」なしにすべきではなかったか。

追加した第3章のうち住宅・工作物に関する規定を受けて「公共建築物等」としたのかもしれませんが、バイオマスに関する規定とはちょっと合いません。
ここは、第3章の章名が「『公共建築物における木材の利用』以外の木材の利用の促進に関する施策」であることを踏まえると、
「『公共建築物における木材の利用』等の促進に関する法律」
でもよかったのではないかと直感するところです。(直感なので、公布されたとおりでいいと思い直すかもしれませんが。)

以上、法制執務上の興味から触れてみました。
なお、私の述べるところが正しいと主張するものではございませんので、念のため。

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