半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

月は地球を中心に回ってない

研修の話の枕に(寝る方のじゃなくて)、発想を変えてとか、常識を疑ってとか、言われます。

内角の和が270度の三角形 とか。

…先生すいません、それ、知ってます。と、心の中で呟きます。
誰しも、こういう、どうでもいいことの、ひとつやふたつ持ってますわな。

片手で31まで数えられる とか。(さすがにこれは知られてるかな。)

そんなネタのひとつに、「月は地球を中心に回ってない」というのは如何でしょう。
(…半鐘さんすいません、それ、知ってます。という方は、ご容赦を。)

月は、衛星と言われているから、地球の周りを回っていると思われています。
で、実際どこが中心だと思います? 地球の中心? チッ、チッ、チッ。
月が回っている中心は、地球の中心から、4670km地表寄りにあります。
地下で言うと、1700km。
リンゴを真上から見て、芯から外側に4分の3ほど行ったところに竹串を刺す。
この竹串が、中心にあたります。
ハンマー投げの投擲みたいに、回転軸が本体からズレてるわけです。
このモデルの、上から3番目みたいに。
そういう意味で、地球は大体の中心ではあるけれど、そんなに中心でもないのです。
(個人的には、月は衛星でなく二重惑星の片割れ、と言ってあげたいくらい。)

ちなみに算出は、二体間の距離を、両者の質量比(81:1)で按分することによります。
「共通重心」って言うみたいですね。
地球の公転軌道とされているのは、実際には共通重心の軌道なわけだから、
してみると地球自身は、コイルのような、ボールペンのためし書きのような軌道をとっているのかな?
(なんか酔いそう。)

余談のついでに、地球と太陽の間でも、同様の話はあるわけですが、
そのズレの程は、太陽の半径の0.06%
これなら、文字どおりの中心とみなしても、差し支えないでしょう。

さらについでに、太陽が太陽系の中心かどうかというと、
木星さんと太陽さんの間でこの問題を解けばおおよそのことが言えますが、
そのズレの程は、太陽の半径の106.7%
…表面から出ちゃってる! というオチが。


ところで、どこでこんな話を知ったんだっけかなと探してみたら、
アシモフの科学エッセイ5「わが惑星、そは汝のもの」(アイザック・アシモフ、早川文庫)
の一節でした。

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