半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

パス1

電子投票1回パス 来春の市議選 白石市議怒りの条例改正案(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100903t13017.htm

 市長選・市議選の電子投票条例を2002年に制定した白石市で、来春の統一地方選で実施される市議選(定数21)には条例を適用せず、従来の自書式投票とする条例改正案が2日、市議会9月定例会に議員提案で提出された。電子投票が各自治体に浸透せず、コスト面の負担が重いことなどが理由。提案した市議は「電子投票を積極的に推進しようとしない国に猛省を促すため、1回休むことにした」と説明している。


ほほう。



電子投票で思うのは、停電対策をどうするのかな、ということです。
瞬間的な停電ではなくて、地域レベルで長時間ダウンしたときね。
架線の切断など、起きるときは起きますでしょ? 万が一も想定しておくのが危機管理。

市町村の選挙ならやり直しもできましょうが、国政選挙だとどうなんでしょう。
(そこへ行くと、紙だと、どうにか続けられるんですよね。)

べつに、やらない理由を探してるわけではなくてですね、
「何かあったとき」の覚悟がきちんとできているのか、そういう興味です。
最悪、データは壊れるのですから。


この手の話は、だいたいが、開票コストの削減から来ているのですけれど、
コストを縮減したいのなら、その方法は、電子投票だけではありません。
例えば、記号式。
例えば、マークシート。以前、kei-zuさんが取り上げてましたね。
(マークシート方式の投票方法 http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20091026/p3
要は、機械的に読み取りやすくすることで、状況はぐっと改善します。(疑問票も減ります。)

もちろん、いくつかの問題はありますが、対処すればよいだけのこと。
印刷の時間が必要なら、投票開始までの日数を空けるようにすればよい。
比例代表と個人名の併用ができないなら、やめればよい。

逆に考えれば、問題に対処して実施するよりも、自書式がいいから変えない。
印刷での配置で有利不利が出ることもない。
比例代表と個人名の併用もできる。

もう一度言いますが、コストは下げられるんですよ。だけど、(政治家さんは)やらないみたいなの。

そんなわけですから、開票事務の手当を目の敵にするのは勘弁してください。←そこかい


追記(2012/12/10)
実は、国で記号式投票が導入されていた時期が一瞬だけあったそうな。
詳しくは「法学セミナー」2012年9月号の吉田利宏氏の法令エッセイを御参照ください。
平成6年のことだそうですが、ただ、その後、すぐに自書式に戻ったそうです。

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