半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

条例案の修正案の書き方

条例の改正で、同じ条について、施行日の異なる2つの改正をする案件がありました。
附則で部分的に施行日をずらそうか、2段ロケットにしようかと迷ったのですが、
 あ、もし議会で修正案を出すなら、2段ロケットの方が修正案を書きやすいだろうな、
と思って2段ロケットにしました(まあ、それだけで決めたわけではないのですが)。
そうしたら、本当に修正案を出すとか出さないとかという話になって、びっくりしたことがあります。



条例案の修正とは、簡単に言うと一部改正です。

すなわち、
条例制定案に対しては「○○条例の一部を改正する条例」に、
条例改正案に対しては「○○条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例」に、
相当する案文を書けばよろしい。

一部改正の一部改正においては、現行条文を改めるのと異なり、改正規定を改めることになりますので、いつもとは違った書き方になります。「第○条中「××」を…」ではなく、「(~する)改正規定中「××」を…」のようになるわけです。その、“改正部分の特定のしかた”が、独特です。
修正案の書き方といってしまうと、あまり文献がないのですが、一部改正の一部改正の書き方なら、多少なりともありますので、それを見れば、どうにか書けるかと思います。

修正案の具体例を見たいときは、衆議院のWEBサイトで見るのが手っ取り早いです(修正案があるものは、議案の一覧表で表示があります。また、検索で探すもよし。)。地方議会であれば、「議案 修正案 pdf」でググるといくつか引っかかりますので、御参考まで。

まあ、建前としては、理事者(執行)側が修正案を書くことはありませんから、書き方を知る必要もないのですが、例規担当の嗜みってことで。

さて、修正案の書き方の文献としては、『立法技術入門講座3・法令の改め方』(河野久編著,ぎょうせい)が詳しいのですが、ちょっと検索したところ、なにやら見覚えのある文字が。
 自治体法務の備忘録 修正案 http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20060312
こちらによれば絶版とのこと。というかネタ自体かぶったよorz ま、何年かごとに誰かが書いてもいいよね、ってことで。

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