半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

re:条例の改正手法について

トリビア、のレベルではないと思いますが、条文を追加する改正の際、欠番状態で施行することは、実はあったりします。

地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律(平二〇・六・一三法律第六十七号)
http://www.shugiin.go.jp/itdb_housei.nsf/html/housei/16920080613067.htm

   附 則
 (施行期日)
第一条 この法律は、平成二十一年四月一日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。
 一 第八条、第九条及び第二十一条の改正規定、同条を第二十条の三とし、同条の次に四条を加える改正規定(第二十条の四に係る部分に限る。)、第二十九条及び第三十四条の改正規定、同条の次に一条を加える改正規定、第三十五条の改正規定、第四十条の次に一条を加える改正規定並びに第四十七条及び第五十条の改正規定 公布の日
 二 第二十条の三の次に四条を加える改正規定(第二十条の五から第二十一条までに係る部分に限る。) 公布の日から起算して六月を超えない範囲内において政令で定める日
 三 第二十三条から第二十六条まで及び第四十九条の改正規定 公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める日



ほかにも、衆議院WEBサイトで、制定法律を対象にして、「条を加える改正規定(第」で検索すると、チラホラありました。

中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律(平一九・一二・五法律第百二十七号)
http://www.shugiin.go.jp/itdb_housei.nsf/html/housei/16820071205127.htm

   附 則
 (施行期日)
第一条 この法律は、平成二十年一月一日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、それぞれ当該各号に定める日から施行する。
 一 第十四条を第十七条とする改正規定及び第十三条の次に三条を加える改正規定(第十六条に係る部分に限る。)並びに附則第五条、第七条及び第八条の規定 公布の日
 二 附則第九条の規定 この法律の公布の日又は被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律(平成十九年法律第▼▼▼号)の公布の日のいずれか遅い日
 三 第十三条の改正規定(同条第三項及び第五項に係る部分を除く。) 平成二十年三月一日
 四 第十七条の次に一条を加える改正規定及び第十三条の次に三条を加える改正規定(第十四条に係る部分に限る。)並びに次条から附則第四条まで及び附則第六条の規定 平成二十年四月一日



そうした例からすれば、お題については、

   附 則
 この条例は、公布の日から施行する。ただし、第3条を第5条とし、第2条の次に2条を加える改正規定(第4条を加えるに係る部分に限る。)は、平成23年4月1日から施行する。

でもOKといえるでしょう。

なんですけどね、おすすめしたものかどうかは、ちょっち考えてしまう。
二段ロケットの方が素直だしなあ。
(例がある、といっても、使うかどうかは、また別に考えるところです。事案にもよるし。)

追記(1/24)
最後、お題の規定例に不備がありましたので修正しました。(コメント欄参照)

助言 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

このようなやり方は、ありだと思います。
ところで、「第4条を加える部分に限る」→「第4条に係る部分に限る」でしょうか。細かいことですいません。
2011-01-24 Mon 20:33 | URL | hoti-ak [ 編集]
御指摘感謝です。修正しました。
2011-01-24 Mon 23:47 | URL | 半鐘 [ 編集]

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