半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

条例はどこまで・7

村井知事押し切る 性犯罪前歴者にGPS案 県幹部たじたじ(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110125t11019.htm

中では、議論があったようです。まあ、そうですよね。

問題が大きくて、容易に口にできない感もありますが、ちょっとだけ。

条例は無制限に制定できるわけではなく、法律と競合しない範囲で、という制約があります。
ここで、法律の規制がない範囲なら競合しないかというとそうではなく、法律が“あえて”規制していない部分は、規制しないのが本来なので、規制すると法律と競合することになります。(よろしい?)

空き地がある。使ってもよさそうだ。
でも、地権者はほかにいる。
となると、勝手に建物を建ててはいけない。

変な例えですが、そんな話になります。

とはいえ、法律が手を出すのを控えているのか、放置しているのか、一見してわかるものではありません。
その見分けは、総合的に勘案して、といえば聞こえはいいですが、(できの悪い)担当者の実感としては、カンとか嗅覚としか言えません。もちろん、最終的な判断は司法なわけですが。

あともう一点は、“強い”人権制約に対する本能的なおそれなのだと思います。
なんとなく、“強い”人権制約は法律によるべきだ、という感覚がある。
ただ、これも、個人的な感覚に過ぎず、憲法違反にならなければ、条例でも可能かもしれません。(人権の制約の弱いものに限る、という条文があるでなし)

あらためて自分の仕事の難しさを想いますね。
見切りができる、究めし職人には、程遠い。まだまだ。ぜんぜん。

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