半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

基本法・基本条例

先月から『法学セミナー』を購読しています。理由は、まあアレです。
2月号は「基本法と自治基本条例」ということでしたが、この件について日頃思っていることを少々。


法律というのは、規制を通じて、“マイナスにならないこと”を目指すものだと思うんです。
ゼロのラインに押し戻す、繋ぎ止める、といえばいいでしょうか。
私の場合、法律にはこのような期待をしています。立法化が必要かどうかは、これが目安。

基本法にしても、放っておけばマイナスにある・なるものをどうにかしようという限りは、立法化の必要性は理解できます。
ところが、そうでない基本法は、特にゼロをプラスに持っていこうという推進法ともなると、法律の「強いる」という性質を使ってまですることなのかという疑問になります。ここが、昨今の基本法等への違和感の根源なのかな。

不健康はイクナイ。けど、健康を増進しなさいとまでは言われたくはない。
本は読んだ方がいい。でも、読めと言われて読むものでもない。
まあ、そうさせたい側にとっては、旗を振るのに何の疑問もないのでしょうけど。

基本法・基本条例にはそんな感情を抱いております。
ああ、もちろん、審査ともなれば粛々と仕事しますですよ、念のため。


ところで、記事にもあった公共サービス基本法について、私はどうも理解できないでいるのですが、それは、欠けていることが書かれているはずだ、という前提で読むと、「何もない」からかもしれません。今日の記事書いてて気づいた。
私にとっては当たり前のことしかないんですよね。少なくとも努めてはいる。制定する側は、そうは見てないってことなんだろうな。

自治基本条例についても、立法して何のマイナスが埋まるかというと、何もありません。何を規定してるって、自治って、もともとそういうものでしょ? これも、いやいや欠けてるだろ、と思われてるのかな。いささか残念です。
あと、アクセサリー的な扱いに至っては、もうね。自治基本条例言いたいだけかと小一時間。
ただ、自治の見直しという作業に効能がある、ここは意外と重要です。本論とは違う話ですが、意味がないことはない。むしろ、ある。これは申し添えておきましょう。

一言L | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<宇宙に咲く大輪の花 | HOME | 条例はどこまで・7>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |