半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

産科医療補償制度

賠償と補償は違います。
賠償は不法行為による損害の回復で、補償は適法行為における損失の補填。

さて。

加入規約の第26条によると、分娩機関が損害賠償を負った場合、既に出た補償金を日本医療評価機構に返還しなければならないようですね。
また、第27条によると、機構の内部組織が重大な過失があったと認めた場合も、既に出た補償金を機構に返還しなければならないようですね。

これまでは、分娩機関に過失が無ければ賠償しない、過失があれば(任意加入していた)医師賠償責任保険から賠償していた。
これからは、分娩機関に過失が無ければ(新たに任意加入する)産科医療補償制度から補償する、過失があれば(任意加入しておく)医師賠償責任保険から賠償する、と。

ええと、分娩機関にとっては産科医療補償制度に入っても入らなくても同じ、に見えるのは気のせいでしょうか。過失の場合を考えると、医師賠償責任保険が不要になるわけではありませんし。
分娩機関が自ら、“無過失の場合に備えて加入しておく”必然性が、よくわかりません。旅行保険のように、妊婦さんが個々のリスク判断で産科医療補償制度に加入するのでも、よかったような気がします。なぜに分娩機関向けの制度?

素人でもこの程度の疑問は湧きますが、素人のあずかり知らぬ理屈がきっとあるのでしょうから、ここでは疑問の提示にとどめておきます。あとは自分の課題ってことにします。

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