半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

条文づくり

「神は細部に宿るのよ!」
半鐘がいつものように小さな胸を張ってなにかの本の受け売りを偉そうに語っていた。



立法事実が大事なことに異論はありません。大賛成です。
しかし、条文が立法事実を正しく反映できなかったら、台無しになるわけです。
5分で書ける条文のレベルって、どこまで詰まっているのかなあ。
法制担当による精査が必要だとしたら、むしろ勝負はここから。囲碁でいうヨセでしょうか(私は碁は打たないけど)。しくじると負けるところもよく似てます。

条文を書けたようで書けてない例としては、
 漢字・送りがなのルールが法令文ルールでない
 1条(項)に2文、3文入っている
 修飾が(条文的に)意味がない
 及び・又はの列挙の関係ができてない
 『等』の安易な使用(対象が明確にならない)
など、いくらも考えられます。
 
ちなみに、私の経験では、審査中に相手から「ここって読点打つの?」と言われて、
読点ひとつに半日くらい長考
したこともありました。
日本語としては大差なかったのですが、ニュアンスに差が出る以上、より適切なものはどちらかを追求しなければなりませんでした。(私の力不足でもあったのですが)
まあ、これはともかく、読点は、打ち方次第で本当に、条文の意味が変わってしまいかねないので、決しておろそかにはできません。

そういう経験をしてきた者からすると、「条例づくりは難しくない」と簡単にいわれると、すごいなあと感嘆するばかりです。
おあとがよろしいようで。

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