半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

re:地方分権第2ステージ 法令の「上書き権」

法学セミナー12月号への感想というか、関連を含めての雑感になります。


一括法に伴う条例制定・改正に関し、庁内で「国はまた余計なことをして…」みたいな感想を聞くことがあります。

まあ、確かに面倒ではあります。

しかし、そのたびに申し上げているのですが、これは地方が、いわば私たちが望んだこと。天に唾してはいけません。

ようやくきたチャンス、急にボールが来たから…じゃなくて、前を向いてプレイしたいよね。
(でも技術的には、政令においては上書き権でもよかったんじゃね? とも思いますけどね)


さて。

迫りくる制定・改正作業において、私たちは何をすればいいのでしょうか。
私が言うまでもなく、みなさんお気づきのこととは思いますが、

気をつけたいのは、機械的に行わないことです。
制定・改正することが目的ではなくて、基準を設定することが真の目的なんです。

国の基準と同じにするにしても、同じでよしとする理由が求められる。
要は、考えて決める、ということに尽きます。
担当課には、そこをよく言い含めて、作業に終始しないようにしてもらいたいところです。

ちなみに、どうやって考えるかについては、特段変わったことをすることもないと思います。
「自治体法務の備忘録」で御紹介のあった、
 一括法に関する市民参画手続(静岡市)
 http://d.hatena.ne.jp/kei-zu/20111024/p2
のように、パブコメをするもよし、審議会を活用するもよし。
(もちろん、案件によっては、職員限りの検討で足りるものもあるでしょう)

そんなわけで、「考え方を考える」ところから着手できると、よろしいのかなと。


あと、蛇足になりますが、静岡市のパブコメの予定、すごいですね。
それというのも、市として市民参画をうたっているから、なんでしょうね。
そうしてみると、自治基本条例などで市民参画を標榜する団体にあっては、単に議会に出せばよしとはできませんね。(と、勝手にハードルをあげてみる)

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