半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

損害賠償請求権の放棄の議決

先日は神戸市の事件の判決がありましたが、さくら市(旧氏家町)のほうも出ました。

 公金違法支出損害賠償請求事件 平成22(行ヒ)136
 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20120423184236.pdf

結果は差し戻し。

判断枠組みは、総合考慮ということで、当然ながら神戸と一緒です。
例の補足意見も再掲。

差し戻しのポイントとしては、
高裁「裁判所にたてつくつもりだな、違法だ違法」
最高裁「もちつけ」
と見ました。(超訳)

とはいえ、下馬評的にはアウト(=濫用)っぽいと見られていただけに、なんと、
「差し戻しで特段の事情が見つからなければアウトだよね」との意見がつく事態に。
さらには意見に対する意見もあります。(順序としては先に出てきますが)
補足と意見が、長い長い。

それだけ、微妙な案件ということなのでしょう。

報道からは、土地の価格差という結果だけで考えてしまいがちですが、
過程を追っていくと、やはり後知恵で断じてはいけないと思わされます。
差し戻し審では、予見可能性や回避義務とかがあらためて吟味されるのでしょうか。

こうしてみると、当たり前なんですが、
最終的には、事件ごとに、個々に判断なんですよね。
判断枠組みから先は、自分(たち)で考えられないといけません。
(まあ、そんな機会があっても困るのですが。ありませんように。)



一方、放棄してもらえない首長もいらっしゃるようで。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120405-00000301-kinyobi-soci
http://www.hanta.co.jp/hanta/hanta-1360.htm

現状では請求せざるを得ないようですが、さてこれ、議会的にはどうなんですかね?

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