半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

行政代執行法の一部を改正する法律

   行政代執行法の一部を改正する法律
 行政代執行法(昭和二十三年法律第四十三号)の一部を次のように改正する。
 第二条中「、規則及び」を「又は規則並びに」に改める。
   附 則
 この法律は、平成○○年○○月○○日から施行する。
     理 由
 地方公共団体における行政上の義務履行の確保を図る必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。



「王様は裸じゃないか」と歌っていたのは、ブルーハーツだったなあ。閑話休題。
ええと、法学セミナー7月号への感想になります。

行政代執行法第2条の解釈について、個人的には、“そもそもは”文理解釈どおり、と考えるほうです。
というのは、代執行は高度に強力ですから、法律の専担のつもりであったと考えるのが自然だからです。代執行法成立当時において、条例を、地方を、同格とみるわけがありません。卑屈な解釈ですが。
しかしながら、そのような条例が法の体系の「下」にしか存在しなかったであろう当時に対し、現在は、条例は法の体系の「隙間」を埋める形で存在し始めています。このような状況の変化に対しては、解釈のほうも変化する必要があると考えるところです。
ですから、実際のところは、単独の条例でもできるという学説を信じることにします。でないと仕事にならないし。

ところで、宝塚パチンコ訴訟を通して、自治体は、行政上の義務履行確保を自力で達成する建前になりました。その意味でも、代執行は独自にできなければならないはずです。
冒頭のようなお遊びにとどまらず、簡易除却とか間接強制も含めた、自治体にとって使いやすい強制執行法制の整備が望まれるのではないでしょうか。

ただ、そうした暁に、卒業式で教職員を起立させる強制執行とか、起立しない教職員の除却、なんてシーンは、見たくないですけどね。(蛇足にマジレス禁止でお願いします)

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