半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

トゥームレイダー

(タイトルがなんとなくなのは、いつものことです)

洋々亭のレスの裏話でも。

法令に、現在の用字用語なら「埋める」と書いて差支えないのに、「うめる」が存在するということは、古い言い回しではないかと推測されます。
そこで、ちょいとネットの海を探りますと、

 公用文改善の趣旨徹底について
 http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/kijun/sanko/koyobun/pdf/yoryo_ver02.pdf

というものが見つかり、その中に、

 充塡する→うめる・つめる

という例示があることから、「うめる」が補填するか何かの言い換えとして用いられてたんじゃないかという想像ができます。

で、いまはどうするの? というと、「埋める」でよいようです。

衆議院のサイトで、制定法律で「埋める」を使っているものを検索すると、20件ヒット。
いずれも制定年が新しいものです。

また、中を見てみますと、「うめる」を「埋める」に改めているものもあります。

地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律(昭五九・一二・二五 法律第八十八号)(抄)

 (地方財政法の一部改正)
第十二条 地方財政法(昭和二十三年法律第百九号)の一部を次のように改正する。

  第四条の三第一項中「こえる」を「超える」に、「公社有資産所在市町村納付金、公社有資産所在都道府県納付金」を「日本国有鉄道有資産所在市町村納付金、日本国有鉄道有資産所在都道府県納付金」に、「あらたに」を「新たに」に、「うめる」を「埋める」に、「行なう」を「行う」に改める。

※ちなみに、第四条の四は「うめる」のまま


こうしたことからしますと、「埋める」でよいと判断してよいでしょう。

なぜ変わったかまでは調べていませんが、変わった時期は昭和57年度あたり。
どこで何の変更があったのやら。


(こういうの探るの好きだなあ、我ながら)

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