半鐘の半死半生

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2親等・2

政治倫理条例:最高裁、広島高裁に審理差し戻し(毎日)

 市議の親族会社との契約を規制した広島県府中市の議員政治倫理条例は違法として、元市議が市に賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は27日、条例を違憲とした2審・広島高裁判決を破棄し、審理を同高裁に差し戻した。小法廷は「条例はクリーンな市政の実現を目的としており、規制を定めた市議会の判断は合理的な裁量の範囲を超えず合憲」と判断した。


そういえば、
 2親等
 http://hanshoblog.blog50.fc2.com/blog-entry-528.html
で触れたことがありましたっけ。あれから、もう3年ですか。

当時、
 >最高裁で再逆転もありえるので、まだわかりません。
と書きましたが、あながちハズレでもなかったようです。

いやまったく、裁判は、逆転のみならず、このとおり再逆転もあるので、最後までわかりません。

正直に言えば、個人的には、(規制に謙抑的なせいか)規制として過度ではないかとの心象がやや強く、僅差で(55:45くらいで)違憲に傾いておりました。言い方を変えれば、規制したくても大事を取って「自重」、というところ。しかし、結果が出ましたので、今後は安心して構えることができそうです。

判決文はこちらで。
 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20140527113120.pdf

なお、今回の判決のワタクシ的なポイントは、本件条例について
 >議員の地位を失わせるなどの法的な効果や強制力を有するものではない。
 >請負契約等を締結した場合でも当該契約が私法上無効となるものではない
とされていることであり、要は、
 究極的には訓示規定
と判断されたのかな、と感じるところです。
見方を変えれば、
 居直られたときにどうなるか
であり、その点では、実は「どうにもならない」とも言えるわけで。
そこが、条例が許容されるかどうかの分かれ目だったのかもしれません。
(条文は、分解とあてはめだな、とあらためて思う次第。雰囲気で判断してはいけない。)

憲法問題ですので、今後、雑誌等で学者さんたちが語ることもあるでしょう。
どんな分析・評価がされるでしょうか。

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