半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

みなし寡婦控除

みなし寡婦控除についても、自分の思うところをメモしておきます。
これも、以前から取り上げたいなと思いながら、ずるずると(以下同文

こちらも、国会で質問主意書が出されております。

 所得税法の「寡婦控除」に関する質問主意書
 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/186071.htm

結論を言えば、
>各市町村において判断されるものと考えている。
とされており、問題にはならないようです。まあ、当然です。

それはいいんですが、
この問題は、間接的に「税法は間違っている」と言っているに等しいわけで、
私は、ここの引っ掛かりを、どうも飲み込めないでいます。

いやまあ、実際、税法は、かつてはともかく今では、不合理なレベルになっているとは思います。
ただ、間違いだというなら、現行の規定に代わる新たな規範を定立して、それを適用するのが筋というもの。

もとより、寡婦とひとり親は、似て非なるものです。
似てるのに違いがあるのはおかしい、という感覚は、よく考えれば、その方がおかしい。
だから、例えば、寡婦でとらえるのでなくひとり親でとらえるのが正しかろう、という理屈ならわかります。

導入団体の事例を詳しく調べていませんが、
未婚高齢女性の扱いや、寡夫の所得要件について、どう扱っているのか、気になっています。
既婚・未婚での区別がおかしいという理屈なら、公営住宅での未婚高齢女性の扱いも変えるのか。
また、男女での所得要件の違いは、不合理として修正しなくてよいのか(制度の是正が要求される点では同じでは)。
間接的にせよ税法を否定する以上、こういう考え方で再構築しました、というのがあるはずで、それに関連する扱いの一貫性はどうなっているのか、という関心です。

現行の税法の何を否定して、どんな立法事実に基づいて、何を新しい規範とするのがよいのか。

>伝統をぶち壊す資格があるのはその道を極めた者だけです

という言葉がありますけど、そんな域に達しちゃいない私には、みなし適用は容易に手が出せない問題です。(みなし適用さえすればよい、では済ませられないのです。)

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