半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

条例はどこまで・12 補足

危険ドラッグに関しては、多くの広域自治体が独自の取組をすることを表明しており、
問題が深刻であり、また、全国的なことをうかがわせる。

そうなると、あらためて、なぜ条例なのかと思う。

複数の広域自治体で立法事実も手法も概ね共通であるならば、法律でできたのではないか。
法律がやらないのが、法律論的に微妙であるからだとしたら、なぜ、皆、やろうとするのか。

これではまるで、
 法律論的に問題のない範囲は国(法律)で担当し、
 法律論的に微妙な範囲は地方(条例)で担当させる、
かのようであり、モヤモヤ感を禁じ得ない。
(ついでにいえば、このパターンは、どこかで見たことがなかったか?)

下衆の勘繰りでモニョるとは、我ながら度し難い。

…とまあ、そんなところです。


追記(10/7)

塩崎大臣閣議後記者会見概要(10/3)
http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000060288.html

(記者)
 関連して、民主党がですね、指定薬物等と同等以上の人体への危険性のおそれがある薬物を新たに取締りの対象にするような内容の薬事法改正案を議員立法で出そうとしていますけれども、この法案に対するお考えはいかがでしょうか。

(大臣)
 そういう動きがあるのは私も承知をしておりまして、大事なことは今申し上げたように、この2か月余りで相当な効果を上げてきているこの現行法制の下での対応というものをやることが大事だというふうに思いますが、もし、そういう議論が出てくる、つまり新しい法律を出してくるということであるならば、それはみんながこういう事態を何とかしようと思っているので、そのこと自体は大変前向きでいいことだと思いますが、問題はですね、今の我々がやっていることよりも有効なものが出てくるかどうかいうことが一番大事で、有効なことが出てこないのだったらば、ますますもって今の体制をどんどん進めていって、できることがほかにもあれば何でもやるということをやっていくことは大事なので、しかし、大いに議論していったらいいんじゃないかというふうに、もし議員立法で出すならば、当然それは国会で議論されることに、きっと委員会などの現場の方々の間でまずはきっと話し合いをなさるんだろうと思うので、まだ出てきてもいないので何とも言えませんけれども、より良いものが出てくるならば大いに議論したらいいというふうに思います。


議員立法に向けた言葉ですが、改正後の現行法にそれなりの自信がおありの御様子。
これ、現行法以外という括りとしては、地方独自の取組に対しても重なってきますよね。
地方独自の取組は、いったい、どのように見られているのやら。

一言L | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

たまには真面目なことを。
何が危険ドラッグかという定義をどうするかというよりも、規制するかしないか? という政策論ですので、むしろ地方自治条例のほうがなじむかなと考えます。危険ドラッグを罰則等で規制するのか、教育でもって規制するのか。はてまた見てみぬふりをするのか。
2014-10-05 Sun 22:02 | URL | g@yyt [ 編集]
こっちのエントリの主眼は、定義問題でなく、規制するかしないかの動向の問題です。

自治体ごとにバラツキが出るようなら、いいんです。あるいは、バラツキが期待されているのなら。それなら条例が馴染みます。異論ありません。

それが、みな(概ね)一様に、かつ、一斉に、規制したいと言い出すので、なんだかな、となっている次第です。
2014-10-05 Sun 23:01 | URL | 半鐘 [ 編集]

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