半鐘の半死半生

社会に警鐘を鳴らす…わけもなく。

消費増税の敗因

『金融行政の敗因』(西村吉正,文春新書)という本があります。

平成11年の刊ですから、15年前ということになります。
著者は、大蔵省銀行局長だった方で、バブル後の、金融機関の破綻や住専問題を担当していました。
本書は、当事者が語るその内幕、というものです。(低俗な暴露本ではありません、念のため)

当時、省として、混乱を避けるべく、スマートに解決しようと尽力していたようですが、
むしろそのスマートさが、国民からの理解が得られなかった一因でもあったようです。
加えて、いろいろな予想外の要因も重なって、省は批判を浴びることになっていったようです。

今般、消費税の再増税が延期となるわけですが、報道によると、財務省の「頑張り過ぎ」も一因であったかのような言われ方がされています。
財務省が国の将来を真剣に心配していることに疑いはありませんし、できることはなんでもしようとするでしょう。(もし、自分の自治体が国のような財政状況であったとしたら、生きた心地がしません)

そうした中で、なぜ再増税ができなくなったか。どこかでボタンを掛け違ったのか。延期であり、中止ではありませんから、敗北とは言い切れませんが、可能であれば、いつか、標題のような回顧録を読んでみたいものです。

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